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カサ・バトリョのチケットの選び方と見どころ|種類の違い・屋上・所要時間

カサ・バトリョの外観と、公式サイトのチケット選択画面 【 海外の旅 】

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バルセロナのカサ・バトリョ。チケットを買うときに一番大事なのは、種類選びです

チケットの違いは「見ることができる場所」。あの背骨のような屋根とタイルの煙突がある屋上(ルーフテラス)は、一番安いBLUEチケットには含まれていません

先に結論を

  • 「ドラゴンの屋上」に上がりたいなら SILVER 以上。BLUEでは上がれません
  • 公式サイトは日本語対応。支払い画面まで日本語で進みます
  • 入場券は、公式サイトでもチケット購入サイトでも中身・金額は、ほぼ同じ(2026年9月比較)
  • 日程変更の可能性があるなら、公式のPLATINUM。無料キャンセルと日付変更ができる
  • 当日券は窓口で購入可能。でもオンラインより€4〜15高くなります(公式サイトより)
  • 見学の所要時間は約1時間15分(BLUEは約1時間)。予約は15分刻みです

※料金は2026年8月の公式サイトより。カサ・バトリョは予約時期と空き状況で料金が変わる仕組みなので、最新の金額は購入画面で要確認です。

チケットの買い方は2つあります。

ひとつは公式サイトcasabatllo.es)。日本語に対応していて、支払い画面まで日本語で進みます。

もうひとつはチケット購入サイト(GetYourGuide)。入場券は公式と同じ4種類で、提供元もカサ・バトリョ。2026年9月に同じ枠で見比べたところ、金額の上乗せはありませんでした

公式サイト
casabatllo.es
チケット購入サイト
(GetYourGuide)
表示言語日本語(支払い画面まで)日本語
入場券BLUE〜PLATINUMの4種同じ4種(提供元も公式)
料金€35〜€55(日付・時間で変動)上乗せなし(2026年9月比較)
無料キャンセルPLATINUMのみ商品による(入場券は返金不可)
予約の管理施設ごとに別のサイト・別の確認メールアプリに全部まとまる

(料金は2026年8〜9月の公式サイトより。日付と時間で変動します)

同じチケットが同じ値段なら、あとは管理のしやすさです。バルセロナはサグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・ミラ……と事前予約の多い街で、別々のサイトで買うと当日どれを見せるのか分からなくなります。私たちは1年で17件をGetYourGuideで予約しましたが、全部が1つのアプリに並ぶのはそれだけでラクでした。

さらに、公式では買えないものが2つあります。日本語ガイド付きのツアー(24時間前まで無料キャンセル・支払いは後日でOK)と、3邸宅をまとめて回るツアーです。

▼ GetYourGuideで買う方法を見る

カサ・バトリョの入場料とチケットの種類

公式サイトで買えるチケット一覧です(2026年8月時点)。記載は最安値。金額は日付と時間で変わります。

チケット料金所要時間入場できる時間
一般見学€29〜1時間15分9:00〜19:45(15分刻み)
ナイトツアー€25〜1時間15分20:30〜21:30
いち早く体験しよう(Be the First):朝の見学€451時間15分8:30〜8:45
一般見学+企画展€39〜1時間45分9:00〜19:45
ナイトツアー+企画展€35〜1時間45分20:30〜20:45
マジカルナイト(見学+コンサート)€59〜2時間20:00見学/21:00ライブ
Bon Appétit:見学+3階+朝食€65〜2時間8:30〜9:45
Bon Appétit:見学+3階+タパス€65〜2時間10:00〜19:15
企画展のみ(見学は含まない)€15〜45分9:00〜20:45

12歳以下は無料(マジカルナイトとBon Appétitを除く)。ただし無料でもチケットの発券は必要で、チケットなしでは入場できません。

割引例はこんな感じ(2026年9月3日9:00入場 大人€35に対して)

料金
大人€35
子供(12歳以下)€0(要発券)
ジュニア(13〜17歳)€29
学生証(すべての国)€29
シニア(65歳以上)€32
障害の証明€29(介助者の無料券は窓口で)

同じ日でも、時間帯で€31〜€38と差があります

カサ・バトリョは時間帯ごとに料金が違います。

ある日のブルーチケットの時間別料金です。

時間帯大人(ブルー)
9:00€35
15:00〜17:45€31〜€38(枠によってばらばら)
18:00〜19:45€31(ほぼ横ばい)

夕方遅い枠が安く、日中は枠によって最大€7ほど高くなります。 予約画面で時間ごとの金額を比べてから決めると数百円〜千円変わります。

なお、閉館は21:00ですが一般見学の最終入場は19:45。所要1時間15分なので、19:45に入るとちょうど閉館まで見て回る形になります。

はじめての訪問なら、「一般見学」を選んでおけば大丈夫。(以下は一般見学について)

BLUE・SILVER・GOLD・PLATINUM の違い ― ドラゴンの屋上に入れるのはどれ?

一般見学のチケットには BLUE / SILVER / GOLD / PLATINUM の4段階があります。違うのは「見ることができる場所」です。

BLUESILVERGOLDPLATINUM
公式サイトでの呼び方ベーシック見学ベーシック見学+ルーフトップオールインクルーシブ見学
大人の料金(一例)€35€40€45€55
オーディオガイド(日本語あり)
メインフロア・裏側ファサード・中庭
屋根裏(ドラゴンのお腹)
階段と吹き抜け(隈研吾の設計)
ガウディキューブ(360度映像)
ドラゴンの屋上(ルーフテラス)×
拡張現実(ARタブレット)××
コンシェルジュの部屋××
バトリョ家のプライベートレジデンス××
優先入場(Priority Pass)×××
日付変更×××
無料キャンセル×××

※料金は日付・時間帯で変わります。券種の金額差(+€5/+€10/+€20)はおおむね一定。公式によるとGOLDが最も評価が高い

ブルーチケットとは(屋上が付かない一番安い券種)

BLUEは、屋上が含まれない一番安いチケットです。

カサ・バトリョといえば、あの背骨のような屋根とタイルの煙突。写真で見て「行きたい」と思った場所は、たいてい屋上にあります。一番安いチケットを選ぶと、そこに上がれません。

所要時間は、公式サイトでは「BLUE・一般見学は約1時間、その他は約1時間15分」。屋上ぶんの差です。

屋上に上がれないのはBLUEだけではありません。 夜のライトアップを見る「ナイトツアー」(€25〜)も屋上は含まれません。安いからと選ぶと、屋上には行けません。

結局どれを買えばいい?

  • ドラゴンの屋上に行きたい → SILVER 以上(多くの人はこれで十分。BLUEとの差は€5)
  • バトリョ家の部屋やARまで見たい → GOLD 以上(公式おすすめ)
  • 日程が変わるかもしれない → PLATINUM日付変更と無料キャンセルが付くのはPLATINUMだけで、優先入場も付きます

迷ったら SILVER。「屋上が見たいだけならSILVER、せっかくだから全部見たいならGOLD」くらいの感覚でいいと思います。

カサ・バトリョ公式サイトのブルーチケット。ドラゴンの屋上が灰色で選べない
公式サイトのブルーチケット。「ドラゴンの屋上」が灰色=選べません

予約は必要? 当日券は買える?

当日券は買えます。ただし高くなります。

公式サイトに「当日窓口でのチケット価格は、オンライン価格に比べて1枚あたり€4〜15高くなります」と明記

カサ・バトリョの料金は空き状況と予約時期で変動する仕組み早く買うほど安い、直前と当日ほど高い。 これがカサ・バトリョの料金の考え方。

また、現地のチケットカウンターで日本語は通じません。金額の面でも手間の面でも、事前にネットで買っておくほうが確実です。

どこで買う? 公式サイトと チケット購入サイト(GetYourGuide)

冒頭の比較のとおり、入場券は公式でもGetYourGuideでも中身と金額はほぼ同じです。ここからは、それぞれの買い方を見ていきます。

公式サイトで買う(日本語)

公式サイトは casabatllo.es(日本語ページ) です。英語で開いたときは、右上の言語切り替えで日本語を選んでください。

手順は3つ。

1. 「一般見学」の[購入]を押す — チケット一覧の左端にあります

2. 日付と時間を選ぶ — カレンダーで日付、次に時間。9:00〜19:45の15分刻みです

3. チケットの種類を選んで支払う — ここで BLUE / SILVER / GOLD / PLATINUM を選びます。屋上に行くならSILVER以上

入力は名前(ローマ字)・メールアドレス・電話番号・国です。

  • 電話番号は国際形式。日本の国番号は81で、頭の0を取ります。090-1234-5678なら +81 90 1234 5678
  • メールアドレスにPDFのチケットが届きます。 受け取れるアドレスを入力
  • 支払いはVISA・Master・JCB・AMEXが使えます

支払いが終わるとメールでPDFのチケットが届きます。印刷は不要で、スマホの画面を見せれば入れます

チケット購入サイト(GetYourGuide)で買う

1. 日本語ガイド付きで回りたいとき。 公式が用意している日本語ガイドのツアーが GetYourGuide にもあり、こちらは24時間前まで無料キャンセルができます

2. カサ・ミラなど他のガウディ建築とまとめて回りたいとき。 複数施設をめぐるツアーは公式サイトでは買えません。

3. すでにチケット購入サイト(GetYourGuide)を使っているとき。 名前も支払い情報も入っているので、予約は数タップで終わり。バルセロナは見学予約の多い街なので、サグラダファミリアもグエル公園もカサ・ミラも1つのアプリにまとまるのは管理がラクです。

GetYourGuideで入場券を買う場合

扱っているのは公式と同じ4種類(ブルー/シルバー/ゴールド/プラチナ)。金額も同じなので、すでにアカウントをお持ちなら、こちらのほうが早く終わります。

ひとつだけ。最初に選ばれている「ブルーの入場券」のままにしないで。 ブルーは屋上に上がれない券種です。「シルバーの入場券」以上を選んで進めてください。

返金には対応しているのはプラチナのみです。

日本語ガイド付きで回るという選択

カサ・バトリョには、日本語のガイドのツアーがあります。カサ・バトリョ自身が用意しているもので、GetYourGuideからも予約できます。

入場券と日本語ガイドのセットです。

内容入場チケット+日本語ガイドによる案内
所要75分
集合カサ・バトリョのチケットロビー
キャンセル24時間前まで無料
支払い予約だけ先にして、支払いは後でOK
そのほかチケット売場の行列をスキップ/バリアフリー対応

注目してほしいのはキャンセルの条件。 公式サイトで無料キャンセルが付くのは一番高いPLATINUMだけですが、このツアーは24時間前まで無料。しかも予約を先に押さえて支払いは後回しにできるので、旅程がまだ固まっていない段階でも取っておけます。

ただし、開催日が限られます。 現状は木曜と金曜だけで、時間も午後の1枠。

GetYourGuideの購入手順で迷ったら

購入の流れ(アカウント作成・支払い・チケットの届き方・キャンセルの仕方)は、17件予約した実体験を別記事にまとめています。

GetYourGuideの使い方 — チケットの届き方・支払い・キャンセルまで

支払いが終わってからチケットのメールが届くまでは、実際に試したときで5分以下でした。

所要時間と当日の流れ

見学は約1時間15分(BLUEは約1時間)。予約は15分刻みで、予約した時間より前には入れません

建物の前には常に行列ができているので、場所はすぐ分かります。列があっても予約制なので、長く待たされることはありません。 観光で時間が読めるのは本当にありがたいです。

プラチナチケットなら優先入場がついているので、この列をスキップできます。

私たちは10:00の枠を予約して、滞在は1時間くらいでした。

正直に書くと、バルセロナで見たガウディ建築の中では混んでいるほうでした。 カサ・バトリョが特別人気というより、建物自体が小さいのに受け入れ人数が多いからだと思います。もう少し人数を絞ってくれたら嬉しいのですが。

最寄り駅は地下鉄 Passeig de Gràcia 駅(L2・L3・L4)。地上に出てすぐ、グラシア通り沿いです。サグラダファミリアからは徒歩20分ほど、カサ・ミラは徒歩7分なので、合わせて回ると効率がいいです。

バルセロナの地下鉄・空港アクセスとお得なチケット

持ち物と当日の注意(公式サイトより)

  • コインロッカーはありません。 大きな荷物やスーツケースは宿に預けて
  • ベビーカーでの見学はできません(置き場があり、抱っこ紐の貸し出しあり)
  • 車椅子は屋上を含めて館内全域を見学できます。 混雑を避けるなら16:00〜19:00がおすすめとのこと
  • 写真撮影はOK(個人利用・三脚なし)
  • オーディオガイドは日本語を含む15言語。12歳以下にはARタブレットが付く

中はどうなっている ― カサ・バトリョの見どころ

「カサ・バトリョ」は海にインスピレーションを得たガウディの改装プロジェクト。オーナーは建て替えを希望していたのに、ガウディが改装を提案したのだとか。もとの建物を設計したのは、ガウディの学生時代の師匠エミリオ・サラ・コルテス。

外観 ― ガラスの破片で海面を作っている

カサ・バトリョの外観。色ガラスの破片とタイルで海面を表現している

ガラス工場から出た不良品の色ガラスの破片と特注の円形タイルで装飾された、波打つ外壁。海の水面が揺らめき煌めく様子をイメージしています。内部見学ができなかった頃でも、外観を見るためだけにたくさんの観光客が足を運んでいました。

建築当時、この通りではオーナー同士が競い合って著名な建築家に設計を依頼していました。お隣のカサ・アマトリェールもミュージアムとして公開されています。

カサ・バトリョの隣に建つカサ・アマトリェール

内部 ― 深海から水面へ上がっていく

カサ・バトリョ内部の階段。深海から水面へ上がっていくイメージ

1階のエントランスから、階段で上へ登っていきます。光が届かず色の少ない深海から、次第に上空からの光が届いてブルーに輝く海面へ向かう ― そんなイメージを持ちながら見学すると面白いです。見どころにも気づきやすくなります。

上に行くほど濃くなるブルーのタイル

ブルーのタイルが、上に行くほど濃くなっていきます。水面に近づくほど光が入って彩度が増していく、海の中のよう。

カサ・バトリョのパティオ。窓は下階ほど大きい

明かりと風通しのために設けられたパティオ。そこに面した窓は、天窓に近い上部から下階に行くほど大きくなっています。下にいくほど多くの光と風を取り入れられるように、と考えられたものです。

パティオ沿いの落下防止のガラス柵

パティオ沿いの落下防止のガラス柵は、揺らめく水中のよう。細部まで手を抜くことなく、どこもかしこも考え尽くされています。

カサ・バトリョ内部の曲線と職人の仕事

どうやって施工したのかイメージできないくらい美しい曲線。錬鉄、木、ステンドグラス、セラミックタイル、石 ― ガウディのイメージを形にした職人さんたちの技術を感じます。

地下へ続く階段と吹き抜けは、日本の建築家・隈研吾さんの設計

中庭とドラゴンの屋上 ― 内部とは違う印象

ダイニングルームから続くカサ・バトリョの中庭

ダイニングルームから続く中庭。床面はすべてタイルでデザインされ、壁面にはカラフルなタイル装飾もあります。

カサ・バトリョのドラゴンの屋上。換気塔と夜のライトアップ用の電球

そして屋上。公式サイトが「ドラゴンの屋上」と呼んでいる場所で、ガウディらしい換気塔が並びます。

ひとつ正直に書いておくと、屋上は夜のライトアップ用の電球がたくさん吊るされていて、昼間の景観としては少し邪魔でした。 残念ですが、屋上を目当てに行くなら知っておいていいと思います。

屋上から間近に見える道路側の壁面装飾

道路側の壁面の装飾も、屋上からは間近に見ることができます。この景色はSILVER以上のチケットでないと見られません。

カサ・ミラとどっちに行く?

カサ・バトリョとカサ・ミラは徒歩7分。どちらもグラシア通り沿いのガウディ建築

  • カサ・バトリョ ― 所要約1時間15分。海がテーマで、色ガラスとタイルの外観、深海から水面へ上がる順路。建物は小さめで、その分だけ混みます
  • カサ・ミラ(ラ・ペドレラ) ― 石を削り出したような外観。屋上の兵士のような煙突が有名

時間があるなら両方。徒歩7分なので、午前と午後で1つずつ入れると無理がありません。片方だけなら、写真で見て「これが見たい」と思ったほうを。

カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)のチケット

まとめ

  • ドラゴンの屋上に行きたいなら SILVER 以上。 BLUEには屋上が含まれていません
  • チケットは事前にネットで買う。 当日窓口は€4〜15高く、日本語も通じません
  • 入場券は公式サイトで。 日本語で買えて、GetYourGuideと金額も中身も同じ
  • 日程変更の可能性があるならPLATINUM(無料キャンセル・日付変更・優先入場つき)
  • 日本語ガイドで回りたい/キャンセルできる形で押さえたいなら、日本語ガイド付きツアー。 ただし木・金限定です
  • 所要は約1時間15分(BLUEは約1時間)。予約は15分刻み、前後含めて1時間半みておくと安心
  • 屋上の電球は昼間はちょっと邪魔。それでも上がる価値はあります

まとめて回るなら

「カサ・ビセンス、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、サグラダファミリアを1日で」というツアーもあります。日本語ガイドが付いて、24時間前まで無料キャンセル。行列もスキップできます。

ただし、ひとつだけ注意。

このツアーで入るカサ・バトリョは、メインの玄関ホールと貴族のフロアまで。ドラゴンの屋上には上がりません。(カサ・ミラのほうは屋上まで入ります)

屋上も見たいなら、ツアーとは別にカサ・バトリョの入場券を取るか、カサ・バトリョだけ単独で回るのがおすすめ。

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