一度は行ってみたい出雲大社(いずもおおやしろ)
古事記に記されている神秘的な場所なのよね
出雲は神話のふるさとって呼ばれてるからね
・どこに行けばいいの?
・電車と車とどちらで観光するのがいいのかな
・宿泊におすすめの場所はどのあたり?
1泊2日で出雲を観光してきました!私たちは車で回りましたが電車での移動方法もご紹介します。
現地でレンタカーを借りるなら、出雲空港かJR出雲市駅周辺になります。
全体のルートは、こんな感じになります。
玉造温泉の宿泊記と「玉造温泉 源泉掛け流しの宿4選」の記事も参考に。
電車で巡るルート【車なし】
車なしでの出雲周辺観光なら電車を利用出来ます。JR山陰本線とばたでん(一畑電車)を利用して、宍道湖をほぼ一周することが出来ます。
唯一離れているばたでんの最東の駅「松江しんじ湖温泉駅」からJR山陰本線の「松江駅」までは徒歩30分程。
今回の観光ルートには入っていませんが、松江城や小泉八雲記念館・宍道湖観光遊覧船などが楽しめる観光おすすめのエリアです!
出雲大社 神社の中心地
日本中にある神社の中心「出雲大社」
神無月(11月)は、日本中の神様がここ「出雲大社」に集まるので、他の神社は神様が居ないと言われています。そのタイミングでも一度、訪問してみたい。
2023年11月に訪問してきました!詳しくはコチラ
参拝時間・駐車場・所要時間・境外地図
【参拝時間】 6:30~19:00 素鵞社 6:30~16:30
【ご祈祷時間】 9:00~16:30
【駐車場】 大駐車場385台・第二駐車場360台(16時閉鎖)・思いやり駐車場20台
【所要時間】 40分
参道・境内地図・拝殿
敷地は意外とコンパクトな「出雲大社」、鳥居からご本殿までの参道にある松並木は、古木では推定350年~400年と言われていて、神社ならではの凛とした空気を感じました。
参拝の方法
「出雲大社」には、参拝の順番があります。
- 御本殿前の八足門(やつあしもん)で、御本殿を参拝
- 御本殿周辺の垣(瑞垣―みずがき)を左回り(時計と反対回り)に進む
- 各御社殿を参拝
拝礼作法は、すべて「2礼4拍手1礼」です
最大のパワースポット【素鵞社・そがのやしろ】
素鵞社(そがのやしろ)の御祭神、素戔嗚尊(すさのおのみこと)は天照大神の弟神。
お砂をお守りとしていただく
この御社殿の床縁下の御砂を御守としたり、家の土地や田畑に撒き清めて神様のご加護をいただくという信仰が古くからあります。
ただ頂いて帰るだけ、ということはできません。
まず、稲佐の浜(出雲大社より西へ約800メートル)の浜辺の砂を採って素鵞社をお参りし、採ってきた砂を床縁下に供え、そして、御砂をいただきます。
出雲大社参拝前に、稲佐の浜へ立ち寄ってくださいね。無料駐車場もあります。
御神体 八雲山に触れる
さらに社の裏側に回ると、出雲大社の御神体である八雲山が迫っています。出雲大社で唯一、八雲山に触れることができる場所。
神秘的な場所です、お見逃しなく。
特別な参拝は神在祭
普段より人出が多い「神在祭」の時期。毎年11月、全国の神様が出雲大社に集まります。
参拝記も参考に >>>出雲大社の神在祭 全国の神様が集まる特別な参拝観光コース
神門通り散策
出雲大社の正面から続く神門通り。飲食店やお土産屋さんが並ぶ楽しい通り。この通りの途中に「出雲大社前駅」があります。
【出雲大社前駅】アンティークでかわいい!
車移動の人にも足を運んでほしいのが「一畑電車の出雲大社前駅」。駅舎は昭和5年(1930年)に建てられたものです。ドーム天井や色ガラスがかわいい!
赤い1両だけの電車もかわいい。
【甘味名物】大社門前いづも屋
「手づくり門前だんご」の文字に惹かれて入った、昭和感が渋い雰囲気の「いづも屋」。柔らか〜いおだんごは1本135円。
出雲ぜんざい(600円)は、お餅が二つも入っていて大満足。
甘味だけでなく、割子そばや釜揚げそばもメニューにあるので昼食にも使えるお店です。
大社門前いづも屋
【場所】 島根県出雲市大社町杵築南775−5
【営業時間】 10時〜16時
【定休日】 火曜日
昼食は割子そば【八雲】
出雲といえば「割子そば」が有名です。出雲大社駐車場の向かいにある「八雲」の本店は、懐かしい雰囲気のお店。
一番シンプルな3段割子(980円)を注文。ペロリと平らげました、男性には物足りない量かも。
八雲本店(駐車場向かい)
【場所】 島根県出雲市大社町杵築東276−1
【営業時間】 10:00~15:00 (LO14:45)
【定休日】 木曜日
八雲東店(参道沿い)
【場所】 島根県出雲市大社町杵築東264−2
【営業時間】 10:00~15:00 (LO14:45)
【定休日】 水曜日
【小伊津港展望】 街並みが面白い!
日本海も感じたい!海岸沿いには景勝地が点在しています。
私たちが立ち寄ったのは、海辺の斜面に階段状の家屋が連なって面白い街並みが広がる小伊津町。人口約400人の漁師町です。
細い坂道を降りていくと海水浴も楽しめる「小伊津なぎさ公園」があります。夏なら足だけ海水浴したいー。
本当に興味深い街並みでした。おすすめです!
【所要時間】 展望だけなら10分・海まで降りたら30分
道の駅 秋鹿なぎさ公園
日本海側から南に下って宍道湖に出て、景色を楽しみながらドライブ。ちょっと休憩にぴったりの場所にあるのが「道の駅 秋鹿なぎさ公園」
海のような宍道湖を眺めながらゆっくりできるカフェもあり。
カヌー・ヨット・ボートなどのマリンスポーツを、お安く体験することも。
マリンスポーツ
【期 間】 4月1日〜10月31日
【時 間】 10時〜17時 4・10月は10時〜16時
【閉館日】 火曜日(夏休み期間は無休)※天候不良時
【料 金】 大人200円 / 30分 小中以下100円 / 30分
玉造温泉街散策 パワースポットへ
玉湯川の両岸につながる玉造温泉街。川沿いの道は狭く、チェックインの時間帯は一方通行になっています。
玉湯川にはたくさんの橋がかかっているのですが、それは全て旅館への入り口。本当に橋だらけ。
著名な彫刻家・薮内佐斗司さんのかわいい彫刻が点在しているのを見つけるのも楽しいです。
小さなお店も点在しているので散策してみて!
【玉作湯神社】願い石・叶い石
玉造温泉街の上流に温泉の守り神とされる「玉作湯神社」があります。
境内にある「願い石」からパワーをおすそ分けしてもらい、「叶い石」をお守りに持ち帰ることが出来る。オリジナルのお守りづくりは思い出づくりにも。
【姫神広場】いつでも足湯!
散策の途中の休憩には足湯へ。屋根付きの足湯・川沿いの足湯があります。
まがたま橋の下にある足湯は、川に足をつけると温泉!っていう新鮮な体験。
【湯之助の宿 長楽園】 玉造温泉の源泉掛け流し
天然の化粧水と呼ばれる「神湯・玉造温泉」は、日本最古の湯のひとつ。
- 潤いに優れた泉質と美肌成分
- 弱アルカリで古い角質を落とす
保湿とクレンジング効果のある成分が、科学的に証明されているので美肌効果に期待大!
玉造温泉「湯之助の宿 長楽園」は、庭園散策が楽しめる温泉宿。混浴の広い露天風呂も楽しい。
詳細はこちら▷▷「玉造温泉に泊まる 日本庭園と源泉で癒される天皇御座所の宿」にまとめています。
【島根県立美術館】夕陽が美しい
展示だけでなく、外部に点在するアートも見どころです。宍道湖を見渡す景色も素敵でした。
島根県立美術館
【場 所】 島根県松江市袖師町1-5
【開館時間】 10月〜2月 10:00〜18:30 / 3月〜9月 10:00〜日没後30分
【休館日】 毎週火曜日 / 年末年始(12月28日~1月1日)
【コレクション展観覧料】一般 300円 大学生 200円 小中高生 無料
【企画展観覧料】展覧会による
夕陽の美しさに定評があります。タイミングが合えば是非!
【奥出雲のワイナリー】庭カフェでランチ
宍道湖から車で50分ほど走った所にある「奥出雲ワイナリー」。自然との共生をコンセプトにしていて、年間約5万本生産しています。
葡萄畑が広がり、静かで素敵な場所。
奥出雲葡萄園
【場 所】 島根県雲南市木次町寺領2273-1
【営業時間】 ショップ 10時〜17時 / 庭カフェ 10時〜16時半
【定休日】 火曜日
庭カフェは、緑の中での食事が気持ち良い!ワインは数種類、グラスで飲めます。
焼きたてピザやドライカレーなど軽食とスイーツ類があり、満足なランチでした!
【出雲そば処 八雲庵】松江城近くでランチ
島根近立美術館の近くで昼食を取るなら松江城の北側にある、出石そば処「八雲庵」がおすすめ。
小泉八雲記念館の並びにあり、もともと武家屋敷なので趣のある店内になっています。
出石そば処「八雲庵」
【場 所】 島根県松江市北堀町308
【営業時間】 11:00~13:30
【定休日】 なし
【駐車場】 お店向って左隣6台有り
人気店で並んでいることも多いので、所要時間は余裕をみておいた方が良いです。(2020年情報)
まとめ
島根県の出雲と松江を巡る旅。ちょっと遠くて何度も訪問できそうにないから、観光ポイントも厳選したいですね。
素敵な旅になりますように!
2023年訪問
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