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アテネの宿「AthenSun Luxury Suites」宿泊記|シンタグマ徒歩圏・3泊€457、正直よかった点と困った点

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アテネで3泊した宿は、フロントのない宿でした。

チェックインは暗証番号キー。受付の人はいません。事前にメールで番号を教えてもらって、自分でドアを開けて入る。ホテルというよりアパートメントに近い滞在です。

宿の名前は AthenSun Luxury Suites。2名3泊で €457.25(約73,800円)。

先に結論を書きます。立地は文句なし。部屋もきれい。でも週末の夜はうるさかったし、トイレにはペーパーを流せませんでした。

この記事では、良かった点と困った点を両方、書いていきます。

AthenSun Luxury Suitesの客室全景。ベッドとシャンデリアとバルコニーへの窓
通されたのは「Queen Studio with Balcony」。シャンデリアが付いた、思ったより華やかな部屋でした

AthenSun Luxury Suites の基本情報

項目内容
宿名AthenSun Luxury Suites(アセンサン・ラグジュアリー・スイーツ)
場所ギリシャ・アテネ(シンタグマ広場とモナスティラキ駅の徒歩圏)
泊まった日2025年5月15日(木)〜18日(日)/3泊4日
部屋Queen Studio with Balcony(バルコニー付きスタジオ・6階
料金2名3泊 €457.25(約73,800円/1泊あたり約€152=約24,600円
予約Booking.com
チェックイン/アウト15:00 / 11:00
チェックイン方法暗証番号キー(対面の受付なし)。オーナーとはメール、現地ではWhatsApp
設備冷蔵庫・エアコン・バルコニー/キッチンのコンロはなしバスタブなし(シャワーのみ)
朝食なし

\シンタグマ徒歩圏・バルコニー付きスタジオ/

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立地|駅が2つ使えて、アクロポリスまで歩けます

この宿を選んでよかったと思ういちばんの理由が立地です。

最寄りはシンタグマ広場。アテネの中心で、メトロの主要駅があります。

アテネのシンタグマ広場とメトロ駅の階段
シンタグマ広場。空港からのメトロもここに着きます

そして、もうひとつ使えるのがモナスティラキ駅

アテネのモナスティラキ広場とモスク、奥にアクロポリス
モナスティラキ広場。奥の丘の上にアクロポリスが見えます。ここからピレウス港(フェリー乗り場)にも行けます

駅が2つ使えるのは、想像以上に便利でした。

行き先によって使い分けられるからです。空港やシンタグマ方面はシンタグマ駅、港や旧市街方面はモナスティラキ駅、という具合に。

なお、空港から市内への行き方と市内交通については、別の記事に詳しく書いています(→アテネ市内共通パス3日券の記事)。この宿に泊まるなら、そのパスがそのまま使えます。

アクロポリスまでは歩いて25分ほど

「アクロポリスまで徒歩圏」と書くと近そうに聞こえますが、正直に書くと歩いて25分くらいです。

ただ、これがまったく苦になりませんでした

  • 道中の街並みが楽しい
  • 途中に別の遺跡がいくつもある(歩いているだけで古代に出くわします)
  • 平坦な道が多い

「25分」という数字だけ見ると遠く感じますが、散策しながら行く前提なら、むしろちょうどいい距離でした。

AthenSun Luxury Suites近くの夕方の商店街
宿のすぐそばの通り。石畳と街路樹、両側にお店。この雰囲気の中を歩けます

建物とチェックイン|フロントはありません

建物は、通りに面した普通のアパートの一角です。1階がバーになっていて、その隣に宿の入口があります。

AthenSun Luxury Suitesの建物外観と看板
「ATHENSUN LUXURY SUITES」の袖看板が目印。1階はバーです
朝のAthenSun Luxury Suitesの建物
朝はこの通り、静かです

暗証番号キー。誰も待っていません

チェックインの流れはこうでした。

1. 予約後、オーナーとメールでやり取り

2. 前日か当日ごろに暗証番号が届く

3. 到着したら、自分で番号を入力して解錠

フロントも、鍵の受け渡しもありません。

現地で分からないことがあったときは WhatsApp で問い合わせました。すぐ返信が来たので、不安になることはありませんでした。

この方式、メリットとデメリットがはっきりしています

メリット — 到着時刻に縛られません。飛行機や電車が遅れても、誰も待たせません

デメリット — 対面で説明を受けられません。英語のメールでやり取りする必要があります(定型的な内容なので翻訳ツールで足ります)

ひとつだけ注意:エレベーターの手前に階段があります

スーツケースで行く人には、ここを伝えておきたいです。

入口の扉を開けると、エレベーターの手前に階段があります(10段ほど)。

私たちの部屋は6階でしたから、エレベーターがあること自体はありがたかったです。ただ、そのエレベーターに乗るまでに、まず階段を上がる必要があります。

段数は多くありません。それでも大きなスーツケースだと、ここだけひと苦労です。「エレベーター付き」と書いてあっても建物に入ってすぐではない、という点は知っておくといいと思います。

AthenSun Luxury Suitesの入口に置かれたスーツケース
チェックアウトの朝。この扉の向こうに、例の階段があります
AthenSun Luxury Suitesの客室へ続く廊下
中に入ってしまえば、廊下も部屋もきれいに手が入っています

部屋レポート|Queen Studio with Balcony

部屋は Queen Studio with Balcony。スタジオタイプなので、ベッド・デスク・クローゼットがワンルームに収まっています。

AthenSun Luxury Suitesの客室をベッド側から見た様子
右がバルコニーへの窓。デスクの右がオープンタイプのクローゼット(扉がないぶん、荷物を出し入れしやすい)
客室のクローゼット側から見た全景
クローゼット側から。この1枚に部屋のほぼ全部が入ります

特別に広くはありませんが、必要なものは全部そろっています。

冷蔵庫があるので、飲み物や買ってきたものを冷やせます。ただしコンロはありませんので、調理はできません。

アメニティがギリシャらしくてよかった

細かい話ですが、ここは気に入りました。

客室のネスプレッソのカプセルとギリシャ産のハチミツ
コーヒーのカプセルと一緒に置かれていたのがギリシャ産のハチミツ。こういうのがうれしい
客室のAPIVITAのアメニティ
バスアメニティは APIVITA。ギリシャの自然派コスメブランドです

このハチミツとAPIVITAは、持ち帰っていいものでした。私たちはそのままお土産にしました。

バスルーム|きれい。ただしトイレには要注意

水まわりは、期待以上でした。

AthenSun Luxury Suitesのバスルーム。大理石調のタイルとガラス張りのシャワー
大理石調のタイルに、ウッドの洗面台。ガラスで仕切られたシャワーブースです
  • お湯の出も水圧も不満なし
  • 掃除は毎日きちんと入っていました
  • バスタブはありません(シャワーのみ)

そして、ここからがこの記事でいちばん伝えたい注意点です。

トイレにペーパーを流せません

この宿のトイレは、紙を流せません。使った紙は横のゴミ箱に捨てます。

日本から行くと、ここが最大の戸惑いポイントだと思います。私たちも最後まで慣れませんでした。

ただし、公平に書いておきたいことが2つあります。

① 宿の掃除はきちんとしていました。 ゴミ箱の紙は毎日回収されていて、不快な思いはしませんでした。

② そもそもアテネ全体がこの方式です。 宿だけの問題ではなく、外の観光地のトイレもほとんど同じでした。古い下水設備の都合で、この地域ではこれが普通なのだと思います(アテネのトイレ事情についてはモデルコース記事にも書いています)。

宿はきれいにリフォームされていましたが、配管のような設備は簡単には替えられないものです。そう考えると、これは宿の努力不足ではないのだろうと思っています。

それでも、事前に知っておきたい情報であることは間違いありません。

バルコニー|この部屋を選ぶ理由。そして騒音の原因

「with Balcony」の名のとおり、バルコニーが付いています。これが広い。

客室からバルコニーへ続く窓
窓を開けるとそのままバルコニー。開放感があります
AthenSun Luxury Suitesのバルコニーとテーブルセット
テーブルと椅子、そしてサンラウンジャーが2台。日よけのオーニング付き
バルコニーのサンラウンジャーとアテネの街並み
寝転がれます。観光の合間に戻ってきて、ここでひと休みするのが気持ちよかった

眺めについては、、、

バルコニーから見たアテネの街並みと集合住宅
眺めは街並み。アクロポリスは見えません
バルコニーから見下ろした通りと広場
見下ろすと通りと広場。この広場が、夜の話につながります

バルコニーからアクロポリスは見えません。

「アテネの宿=アクロポリスビュー」を期待すると違います。見えるのは普通のアテネの街並みです。ただ、私たちはこれで十分満足でした。バルコニーそのものが快適だったからです。

【正直に】週末の夜は、うるさかったです

ここが、この宿を検討する人がいちばん知りたいところだと思います。

バルコニーから見下ろしたところにあるあの広場が、夜になるとレストランで賑わいます。

具体的に書きます。

実際のところ
いつ週末だけ。平日は静かでした
何時まで0時を過ぎても続きました
音の正体広場のレストランの音楽人の話し声
窓を閉めれば?閉めても聞こえます
会話の内容は聞こえる?そこまでは聞こえません。「ざわざわ」が続く感じ

「窓を閉めれば大丈夫」というレベルではありませんでした。 ここは正直に書いておきます。

一方で、平日は静かでした。つまり滞在する曜日で体験がまったく変わる宿です。

音に敏感な方は、週末を避けるか、別のエリアの宿を検討した方がいいと思います。逆に「街の賑わいも旅のうち」と思える方なら、問題にならないはずです。

なお、アテネはエリアによって雰囲気も静けさもかなり違います。どのエリアに泊まるかの比較はモデルコース記事にまとめてあるので、宿選びの前に見てみてください。

朝食は付いていないのでスーパーで食材調達!

この宿に朝食は付いていません

そこで私たちは、近所のスーパーで買い出しをしました。

アテネのスーパーで買ったハム・チーズ・パン・ビール
初日の買い出し。ブルーチーズ、スモークターキー、サラミ、パン、そしてギリシャのビール(MythosとΦΙΞ)

これで3日間の朝ごはんをまかないました。

パンにハムとチーズを挟むだけ。あとはヨーグルトとジュース。

コンロはありませんが、冷蔵庫があればこれで十分です。朝から店を探して歩かなくていいのは、観光の時間を考えると地味に大きい。朝食なしの宿に泊まるなら、初日にスーパーへ行くのがおすすめです。

洗濯はコインランドリーで(徒歩9分)

長い旅をしていると、洗濯は毎回の課題です。私たちは行く先々でコインランドリーを探すのが習慣になっています。

この宿に洗濯機はありません。アテネでは「Easy Wash」を使いました。宿から徒歩9分。いくつか調べたなかで、ここが一番近かったお店です。

宿から徒歩10分以内にコインランドリーがあるかどうかは、長期旅行では宿選びの地味な判断材料になります。

食事は歩いて行ける範囲で足ります

繁華街なので、食べる場所には困りません。

私たちが行ってよかったのは Ella Greek Cuisine(アーバン・ギリシャ料理)。ギリシャサラダ、きのこのリゾット、黒豚のスヴラキなどを頼んで、グラスワイン4杯込みで2人€94(約15,100円)でした。

生ジュースの Tamara Fresh Juice徒歩7分。暑い日の観光の行き帰りに寄れる距離です。

食事や観光の詳しい内容はアテネ3日間のモデルコース記事にまとめてあります。

正直レビュー|よかった点・困った点

よかった点

  • 立地が最高。シンタグマとモナスティラキの2駅が使えて、アクロポリスまで歩ける
  • バルコニーが広い。サンラウンジャー2台。観光の合間に戻って休めます
  • 水まわりがきれい。お湯も水圧も不満なし。掃除も毎日
  • チェックインが暗証番号キー。到着時刻に縛られないので、移動が読めない旅と相性がいい
  • WhatsAppの返信が速い。フロントがなくても不安になりませんでした
  • アメニティがギリシャらしい。ハチミツとAPIVITAはお土産にできます
  • 冷蔵庫がある。朝食なしでも、スーパー調達で回せます

困った点

  • トイレに紙を流せません。慣れないと戸惑います(ただしアテネ全体がこの方式です)
  • 週末の夜がうるさい。0時過ぎまで、窓を閉めても聞こえます。平日は静か
  • エレベーターの手前に階段(10段ほど)。部屋は6階なのでエレベーターは必須ですが、そこに乗るまでが少しだけ大変です
  • バスタブなし・コンロなし。シャワーのみ、調理は不可
  • 朝食なし・洗濯機なし。スーパーとコインランドリーで対応する前提です
  • アクロポリスは見えません。眺めは普通の街並みです

こんな人におすすめ

  • アテネの中心に泊まりたい人。駅2つ・アクロポリス徒歩圏は強いです
  • 到着時刻が読めない人。暗証番号キーなので、誰も待たせません
  • 街の賑わいを気にしない人、または平日に滞在する人
  • 朝はゆっくり部屋で食べたい人(スーパーが近いので成立します)
  • 長期旅行中の人(徒歩9分にコインランドリーがあります)
  • 逆に、音に敏感な人が週末に泊まるのは避けた方がいいと思います
  • 紙を流せないトイレがどうしても苦手な人も、ここは事前によく考えてください

よくある質問(FAQ)

Q. 料金はいくらでしたか?

A. 2名3泊で€457.25(約73,800円/1泊あたり約€152=約24,600円)。Booking.comで予約しました。部屋は「Queen Studio with Balcony」です。

Q. チェックインはどうやってしますか?

A. 暗証番号キーです。フロントも対面の受付もありません。予約後にオーナーとメールでやり取りし、前日か当日ごろに番号が届きます。現地での問い合わせはWhatsAppで、返信は速かったです。

Q. アクロポリスまで歩けますか?

A. 歩けます。25分ほどです。ただ、街並みが楽しく、途中に別の遺跡もあるので、散策しながら行けば苦になりません

Q. エレベーターはありますか?

A. あります。ただし入口を入ってすぐではなく、10段ほどの階段を上がった先にエレベーターがあります。私たちの部屋は6階だったのでエレベーターは必須でしたが、大きなスーツケースだとこの階段だけ大変です。

Q. 夜はうるさいですか?

A. 週末はうるさいです。バルコニーから見える広場のレストランが賑わい、音楽と話し声が0時を過ぎても続きます。窓を閉めても聞こえました。ただし平日は静かでした。

Q. トイレに紙は流せますか?

A. 流せません。横のゴミ箱に捨てる方式です。ただし掃除は毎日入って回収されていました。なお、これは宿だけでなくアテネの観光地のトイレもほとんど同じでした。

Q. 朝食は付いていますか?

A. 付いていません。私たちは近所のスーパーでハム・チーズ・パン・ヨーグルトを買って、部屋で食べていました。冷蔵庫があるので十分回せます(コンロはありません)。

Q. バスタブはありますか?

A. ありません。シャワーのみです。お湯の出と水圧には不満ありませんでした。

Q. 洗濯はできますか?

A. 宿に洗濯機はありません。私たちは近所のコインランドリー「Easy Wash」を使いました。

まとめ|「いくらなら選ぶか」で考えると分かりやすい宿でした

3泊€457.25。立地はよく、部屋もきれい、バルコニーは快適。でも週末はうるさく、トイレに紙を流せない。

良い点と困った点が両方はっきりしているので、「おすすめかどうか」ではなく、こう考えるのが分かりやすいと思います。

紙を流せるトイレのホテルが同じ値段であるなら、私たちはそちらを選びます。

でも、そういうホテルが明らかに高いなら、もう一度ここにします。

つまりこの宿は「価格に対して十分な価値がある」ということです。設備の弱点は価格に見合っている。立地とバルコニーは、この価格帯としては明確に上等でした。

アテネの中心に、手ごろな価格で、バルコニー付きの部屋に泊まりたい。そう考えている方には、弱点を承知のうえで十分おすすめできます。

\シンタグマ徒歩圏・バルコニー付きスタジオ/

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