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アテネの電車・バス・トラムの乗り方|3日券€20で空港から市内まで回る方法

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アテネの市内移動、実際に体験してみて「こんなにシンプルだったのか」と驚きました。特に旅行者向けの3day Tourist Ticketが非常に便利で、空港アクセスも観光もこれ1枚で完結。

今回は、私たちが2025年5月に体験した、アテネ市内の移動に関する実用情報と注意点を、写真付きでご紹介します。

※料金は、2026年10月にアテネ市交通局(OASA)の公式ページで確認した金額に合わせています(体験は2025年5月)。また、2026年夏から3号線の夜間に運休区間があります。くわしくは「空港からアテネ中心部へのアクセス」の項で説明しています。

滞在拠点:市内中心「シンタグマ(Syntagma)」

私たちは、アテネ中心部のシンタグマ広場(Syntagma Square)に宿泊。
空港からのアクセスが良く、プラカ地区やアクロポリスなど主要観光地も徒歩圏内という抜群の立地でした。

旅行者の味方「3day Tourist Ticket」

  • 名称:3day Tourist Ticket
  • 購入場所:空港やメトロ駅の券売機
  • 価格:20ユーロ(2025年5月時点)
  • 有効期間:最初のタッチから72時間
  • 特徴:空港⇔市内の往復もカバー

イスタンブールと異なり、一人一枚のカードが必要です(共有不可)。

一般的には別料金になる空港との往復まで含まれているのが最大の特徴です。空港メトロは片道9ユーロですが、往復券(16ユーロ・30日有効)もあります。つまり空港往復だけで比べると、3日券(20ユーロ)は往復券より4ユーロ高いだけです。

その4ユーロは、市内で90分券(1.20ユーロ)に4回乗ると超えます。3日間でメトロやバスに4回以上乗るなら、3日券のほうが安くなります。

組み合わせ合計備考
3日券20ユーロ空港往復+市内乗り放題(3×24時間)
空港メトロ往復券(16ユーロ)+90分券を4回(4.80ユーロ)20.80ユーロ4回乗ると3日券のほうが安い
空港バスX95の往復(11ユーロ)+90分券を8回(9.60ユーロ)20.60ユーロバスで往復する場合は8回が分かれ目
24時間券(4.10ユーロ)×312.30ユーロ空港は含まれない。別に往復が必要

※いずれも2026年10月にOASA公式ページで確認した料金です。3日間で市内を数回しか乗らず、空港もタクシーで済ませるなら3日券は要りません。逆に、アクロポリスや博物館のほかに市場や海沿いまで足を延ばすなら、3日券のほうが気楽です。

空港からアテネ中心部へのアクセス

メトロ(M3線):定番で確実、ただし注意点あり

  • 路線:メトロ3号線(ブルーライン)
  • 運行間隔:30分に1本
  • 所要時間:約40分
  • 料金:片道9ユーロ/往復券16ユーロ(30日有効)/3dayパスなら追加なし
  • 終電:23時30分前後、始発朝6時30分より(金・土は延長される日があります)
  • 荷物スペース:なし

乗り換え不要でシンタグマまで1本で行けますが、車内にスーツケース置き場がない点には注意が必要です。

私たちは、空港との往復を行きも帰りもメトロで利用しました。

⚠️ 2026年6月末から、日〜木曜の夜は3号線に運休区間があります。21時40分以降、中心部の4駅(Megaro Mousikis・Ampelokipi・Panormou・Katehaki)が閉まり、シンタグマ発の空港直通電車は21時30分が最終です。それ以降は Ethniki Amyna 駅から空港行きが出ます(22時17分・22時54分・23時30分)。Evangelismos〜Ethniki Amyna の間は、代替バスX21がつないでいます。終了時期は報道では確認できませんでした。夜に空港へ向かうときは、駅の掲示やOASAの最新情報を確認するか、24時間走る空港バスX95にするのが確実です。(出典:To Vima 2026年6月29日の報道。私たち自身は2025年5月に乗ったため、この運休は体験していません)

空港バス X95:深夜便にはこちらが便利

※私たちは空港との往復をメトロで行ったので、X95には乗っていません。以下は公式の案内にもとづく情報です。

  • 路線:X95(空港~シンタグマ)
  • 運行間隔:約20分に1本
  • 所要時間:約50~70分(渋滞次第)
  • 料金:5.50ユーロ(3dayパスなら追加なし)
  • 運行時間:24時間対応!

深夜0時~朝6時のメトロ運休時間帯には有力な選択肢です。
ただし、こちらも荷物スペースは無しなので、混雑時は注意が必要です。

空港駅での注意点:これは要注意!

アテネ空港駅では、メトロと郊外電車(SUBURBAN)が同じ改札を共有しています。

しかも、駅構内の案内掲示はギリシャ語のみ。Googleマップや英語で調べた情報との表記の違いに驚かされました。

目的のメトロ3号線の行き先「Dimotiko Theatro(ディモティコ・セアトロ)」は、ギリシャ語だと「Δημοτικό Θέατρο」と表示されます。

……読めるわけがない。

同じプラットフォームの隣のレーンにメトロと郊外電車(SUBURBAN)が到着するため、間違った電車に乗るとエライ事になることは必至です
また、古い路線図がまだ多く出回っており、2022年の延伸情報が反映されていない場合も多いです。
そこで事前に最新の路線図をオンラインで保存しておくのがおすすめです。

青色のメトロ3号は赤枠の中の通り、海辺りまで延伸されているのが2025年5月時点の最新地図です

市内の移動:バス、トラム、メトロを自由に使える

3day Tourist Ticketがあれば、市内の移動はほぼカバー可能です。

乗り物タッチするタイミングメモ
メトロ・郊外電車乗るときと降りるとき(2回)3dayパスは最初のタッチから72時間
バス・トラム乗るときだけ私たちは乗っていません(公式情報)
空港バスX95乗るとき24時間運行。私たちは乗っていません(公式情報)

私たちが乗ったのはメトロ(空港との往復と市内)です。3日券は紙ではなくカードで、改札では乗るときと降りるときにタッチするだけでした。滞在中、検札は一度もありませんでした。ただし検札の有無は時期や路線で変わるので、タッチは必ずしてください。

バスとトラムには乗っていません。上の表のバス・トラム・X95の情報は、公式の案内にもとづくものです。

「ちょっと歩くの疲れたな…」そんな時でも、パスがあるだけで気軽に公共交通を使えるのは本当に便利。考えずに移動できる気楽さは旅の快適さを大きく左右します。

アクロポリスのチケットも「事前予約」でスムーズに

3day Tourist Ticketで移動がスムーズになっても、アテネ観光で時間を奪われがちなのがチケット売り場の行列です。

特にアクロポリスは時間帯指定の入場制が導入されており、ハイシーズンは人気の時間帯から埋まっていきます。当日券の列に並ぶのは、日差しの強いアテネではかなり体力を消耗します。

私たちはアクロポリスと国立考古学博物館の2か所を、GetYourGuideで6日前に予約しました。2人で19,364円。窓口で買うより約5,670円高い代わりに、チケット売り場の行列には一度も並ばずに済んでいます。

実際に払った金額の内訳、予約から入場までの流れ、当日どのくらい待ったか、日本語の音声ガイドが付くかどうかは、別の記事に時刻つきでまとめました。知らないと損をする「無料開放日」のことも書いています。

▼ アテネの人気チケット(日本語で予約OK)

アテネの交通 よくある質問

3日券は2人で1枚ですか?

いいえ。一人一枚が必要です(共有不可)。私たちの3日券は紙ではなくカードでした。

72時間はいつから数えますか?

最初にタッチした時刻から72時間です。

深夜に空港へ着いたらどうしますか?

メトロが止まっている時間(0時〜6時ごろ)は、24時間走る空港バスX95がシンタグマまで行きます(約50〜70分・片道5.50ユーロ・3日券で乗れます)。私たちはX95に乗っていないので、公式情報にもとづく案内です。

検札はありますか?

私たちの滞在中(2025年5月・メトロのみ)は一度もありませんでした。それでもタッチは必ずしてください。

まとめ:3day Tourist Ticketで快適アテネ旅を!

  • 空港往復+市内4回以上乗るなら元が取れる
  • メトロ・バス・トラムが乗り放題
  • 最初の使用から72時間有効
  • 移動のストレスが一気に減る

アテネは交通インフラがコンパクトで、チケットの仕組みも明快。3day Tourist Ticketは旅の自由度を大きく上げてくれます。これからアテネを訪れる方は、ぜひご活用ください

移動の準備ができたら、あとは観光チケットの手配だけ。アクロポリスなどの人気スポットは、日程が決まったらすぐ予約しておきましょう。

▶︎▶︎▶︎アテネの観光チケットを日本語で予約する(GetYourGuide)

このパスを使って回ったアテネで泊まった宿の宿泊記です。シンタグマ広場とモナスティラキ駅の両方が徒歩圏なので、このパスとの相性がよかった宿でした。