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【宿泊記】Hotel Corolle|フィレンツェ中心部へトラム19分、1泊€80のコスパ宿

Hotel Corolle宿泊記(フィレンツェ)外観・客室・トラム停留所 【 海外の旅 】

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フィレンツェのホテル、中心部はどこも高い……。ハイシーズンの旧市街は1泊2〜3万円が当たり前で、予約サイトを眺めてはため息が出ます。

そんな私たちが2025年5月に選んだのが、旧市街から少し離れたトラム沿線のホテル「Hotel Corolle(ホテル・コロール)」。1泊1部屋€80(朝食なし)で3泊してきました。

結論から言うと——「トラム移動が苦にならないなら、かなりアリ」。この記事では、部屋・アクセス・周辺のカフェやスーパー事情まで、実際に泊まって分かったことを正直に書いていきます。

結論:Hotel Corolleはこんな宿

  • フィレンツェ北部・トラムT1の始発駅 Careggi-Ospedale から徒歩5分の3つ星ホテル
  • 中心部(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)までトラムで19分。始発駅なので必ず座れる
  • 1泊€80とは思えない広い部屋。ただし、しつらえは値段なり
  • 周囲は地元の生活エリアでとにかく静か。窓の外は緑

合う人】
・宿泊費を抑えて観光やグルメにお金を回したい人
・静かに眠りたい人
・トラム移動が苦にならない人

合わない人
・ ホテルから徒歩で旧市街に出たい人
・バスタブ必須の人
・ホテルステイ自体を楽しみたい人

フィレンツェのHotel Corolle(ホテルコロール)の外観
Hotel Corolleの外観。フィレンツェ北部のCareggi地区にあります

基本情報

ホテル名Hotel Corolle(ホテル・コロール)★★★
場所フィレンツェ北部 Careggi地区(トラムT1 Careggi-Ospedale駅から徒歩5分)
宿泊2025年5月・ツインルームに3泊
料金1泊1部屋€80(2名・朝食なし)
Wi-Fi無料
駐車場無料
予約agoda経由(agodaで料金を見る

※料金は2025年5月時点。時期により変動します。

アクセス|始発駅から「座って19分」で中心部へ

このホテルの最大の武器がアクセスです。最寄りはトラムT1のCareggi-Ospedale(カレッジ・オスペダーレ)。ホテルから徒歩5分です。

フィレンツェのトラムT1のCareggi-Ospedale停留所
最寄りのCareggi-Ospedale停留所。T1の終点=始発駅です

ポイントは、ここがT1の始発駅だということ。

  • 必ず座れる(終点で全員降りるので、発車時はほぼ空)
  • サンタ・マリア・ノヴェッラ駅横のValfonda – Stazione S.M. Novellaまで約19分
  • 観光帰りの疲れた足でも、座ってボーッとしていれば着く
フィレンツェのトラムT1の車両
シルバーの車体がフィレンツェのトラム。数分間隔で来るので時刻表いらずです
フィレンツェのトラム車内の様子
始発駅から乗るので車内はこの通り。スーツケースがあっても余裕です
サンタマリアノヴェッラ駅前のトラム停留所Valfonda
中心部側の下車はSMN駅横のValfonda。ここから旧市街は徒歩圏です

チケットの買い方や乗り方のコツは、別記事で詳しくまとめています。

なお、トスカーナをレンタカーで回る人にも朗報。ホテルの駐車場は無料です。ZTL(旧市街の交通規制ゾーン)の外なので、車で出入りしやすい立地でもあります。

Hotel Corolleの無料駐車場を窓から見下ろした様子
窓から見下ろした駐車場。宿泊者は無料で停められます

お部屋|€80でこの広さは正直びっくり

部屋に入ってまず「広っ」と声が出ました。ツインで予約したのに、シングルベッドが3台並んでもまだ余裕のある広さ。スーツケース2つを完全に開きっぱなしにできるのは、長めの滞在だと本当に助かります。

Hotel Corolleの客室全体。ベッド3台が並ぶ広い部屋
通された部屋はまさかの3ベッド。2人利用だと荷物置き放題です
Hotel Corolleの客室のワードローブとデスク
ワードローブ・デスク・姿見も完備。エアコンとテレビもあります

正直に書くと、しつらえは「お値段なり」です。家具は年季が入っていて、壁には補修跡も。それからバスタブはなくシャワーのみ。シャワーの水圧は問題ありませんでしたが、アメニティは石鹸・シャンプー・リンス程度の最低限なので、歯ブラシなどは持参を。「ホテルステイを楽しむ」タイプの宿ではありません。

でも、古いなりに手入れと清掃はきちんとされていて、Wi-Fiも無料、スタッフの対応もフレンドリー。寝るための機能はそろっています。「観光の拠点」と割り切れば€80でこの広さは十分すぎるというのが私たちの結論です。

環境|窓の外は緑、朝は鳥の声

Hotel Corolleがあるのは観光地ではなく、フィレンツェの人たちが普通に暮らすエリア。夜は驚くほど静かです。

窓からの眺めはこちら。

Hotel Corolleの部屋の窓から見える緑の木々
窓一面の緑。イタリアらしい傘松(かさまつ)が見えます
Hotel Corolleの窓からの眺め。青空と緑
晴れた朝はこの景色。鳥の声で目が覚めます

中心部の喧騒から離れて、しっかり休んで、翌朝また観光へ。メリハリのある滞在ができました。

Hotel Corolle周辺の住宅街の通り
周辺は地元の生活エリア。観光客はほぼ見かけません

朝食なしをどう過ごす?|周辺のカフェ・スーパー事情

Hotel Corolleの€80プランは朝食なし。でも心配いりません。周辺の「地元のお店」がむしろ楽しいんです。

徒歩6分のパスティッチェリア「I Dolci di Marco」

朝食のいちばんのおすすめは、ホテルから徒歩6分のPasticceria I Dolci di Marco。地元の人でにぎわうお菓子屋さん兼バールです。

フィレンツェCareggi地区のパスティッチェリアI Dolci di Marcoの外観
赤レンガが目印のI Dolci di Marco。朝からお客さんが絶えません
I Dolci di Marcoの店内のペストリーが並ぶショーケース
ショーケースにはドルチェがずらり。目移りします

カプチーノとクロワッサン、そして名物のマリトッツォ。この内容でイタリアのバール価格なので、ホテルの朝食ビュッフェより安くて美味しいくらいです。

I Dolci di Marcoのカプチーノとクロワッサンの朝食
ラテアート入りのカプチーノで1日をスタート
I Dolci di Marcoのマリトッツォ(生クリームのパン)
たっぷりクリームのマリトッツォ。甘さ控えめでペロリでした

駅前のカフェ「Caffè I Fiorentini」

トラムのCareggi-Ospedale駅前にも、1940年から続く老舗バールCaffè I Fiorentiniがあります。パニーノ類が充実していて、私たちは2日目の夜にここで軽めの夕食にしました。

フィレンツェCareggi駅前のCaffè I Fiorentiniの外観
駅前のCaffè I Fiorentini。テラス席もあります
Caffè I Fiorentiniのパニーノとカプチーノとビール
パニーノにビールとカプチーノ。観光地価格でないのがうれしい

スーパー・コインランドリーも徒歩圏

  • スーパー PENNY(徒歩約7分): ドイツ系ディスカウントスーパー。水・フルーツ・お惣菜の調達に
  • 駅前のショッピングセンター Centro Commerciale N.I.C.: トラム駅すぐ。買い出しはここでも(注:アルコール販売なし)
  • コインランドリー Lavanderia Macchiavelli(徒歩約8分): 長旅の洗濯問題はここで解決。1週間超の旅ではコインランドリーが徒歩圏にあるかは死活問題なので、これは地味に大きいポイントです

私たちはスーパーで買い出しをして、部屋で夕食にした日もありました。広い部屋なので「部屋ごはん」も快適です。

まとめ|「€80でこの内容」なら十分アリ

最後にもう一度まとめます。

Hotel Corolleの良かったところ
・1泊€80という価格と、値段以上に広い部屋
・始発駅から座って19分という、遠さを感じさせないアクセス
・静かな環境と窓の外の緑。よく眠れる
・Wi-Fi無料・駐車場無料。スタッフもフレンドリー
・徒歩圏に美味しいパスティッチェリア・スーパー・コインランドリー

気になったところ
・家具や内装は年季が入っている(清潔さは問題なし)
・バスタブなし・シャワーのみ
・徒歩で旧市街に出られる立地ではない

「宿はシンプルでいいから、浮いたお金でウフィツィ美術館もビステッカも楽しみたい」——そんな旅のスタイルなら、Hotel Corolleはかなり頼れる選択肢です。

フィレンツェ観光のプラン作りはこちらの記事をどうぞ。