クアラルンプールから200 kmほど北上したところにある、高原リゾートと呼ばれる「キャメロンハイランド」
広大な茶畑が素晴らしいと聞いて行ってきました！バスで長距離移動し、キャメロンハイランドではタクシーを利用。とってもフレンドリーで素敵だったホテルも合わせて、1泊2日の観光コースです。
キャメロンハイランドの基本情報
英国統治時代に英国人ウィリアム・キャメロンによって開発され、その名前が地名に。英国植民地時代に丘陵を広大な茶畑に開発、今でもマレーシア最大の茶葉生産地域です。
住みやすいからか、ホテルやコンドミニアムで長期滞在する引退後の日本人たちも多いそうです。しかし、コロナ禍以降はその人数もすっかり減ってしまったと、タクシー運転手さんが話してくれました。
キャメロンハイランドの気温・服装
マレーシアといえども標高が高いと気温は低い。年間を通じて20℃前後と涼しいです。夜は肌寒いくらい。
クアラルンプールと同じ服装では寒いので、上着は必須です。
アクセス方法とおすすめの交通手段
キャメロンハイランドへのアクセスは、長距離バスかタクシーを利用。または電車でイポーまで行き、イポーからバスで1時間半ほどの移動になります。
長距離バス
キャメロンハイランドへの移動は長距離バスがおすすめ。一列3席のゆったりシートで快適。事前予約で席を選ぶこともできます。
所要時間は4時間〜4時間半くらい。料金はRM48（約￥1,650）でした。
クアラルンプール出発のバスターミナルは「Jalan Pekeliling（Kuala Lumpur）」もしくは、それより少しクアラルンプール国際空港に近い「TBS（Terminal Bersepadu Selatan）」。
クアラルンプール到着のバスターミナルは、「TBS（Terminal Bersepadu Selatan）」またはKL Sentral（Kuala Lumpur)。
バスの予約サイト「easybook」で発着時刻や料金・空席状況を確認できます。
＼事前予約が安心！／
タクシー
現地でタクシーを利用するなら「Grab」。日本でアプリをダウンロードしてクレジットカードの登録まで済ませておくことをおすすめします。
「Grab」なら事前に料金がわかるので、ぼったくられる心配もありません。
キャメロンハイランドでの移動もタクシーのみなので、クアラルンプールから数日間チャーターしてしまう方法もあります。
２日間で￥35,000程度〜で、人数によっては十分検討の余地ありです。
＼２日間〜４日間の貸切を選べる／
注：キャメロンハイランドで「Grab」は使えません。ホテルで現地タクシーを呼んでもらうか、バス乗り場と併設されているタクシー乗り場からの乗車になります。
そういう事情なのでチャーターはより利用価値ありです。
キャメロンハイランド1泊2日 観光コース
【1日目】
8:30 長距離バス TBS（Terminal Bersepadu Selatan） 発
↓
13:00 Tanah Rata（Cameron highlamds） 着
13:10 ホテルに荷物を預ける タクシーを呼んでもらう
13:15 タクシーでホテル出発（3時間チャーター 料金RM120）
↓
13:30 Cameron Valley Tea House 2
↓
14:30 Cameron Valley Tea House １
↓
16:00 ホテル Century Pines Resort Cameron Highlands チェックイン
【２日目】
8:00 Century Pines Resort Cameron Highlands チェックアウト
↓ タクシー移動（チャーター 料金RM150)
8:30 BOH Sungai Palas Tea
↓
9:30 BOH Sungai Palas Tea 出発
↓
10:00 Tanah Rata バス乗り場
10:40 長距離バス Tanah Rata（Cameron highlamds）発
↓
15:00 KL Sentral（Kuala Lumpur) 着
↓ タクシー移動「Grab」
15:30 ホテル Traders Hotel, Kuala Lumpur チェックイン
＼手軽に日帰りツアーなら！／
美しいティーガーデンと茶畑
キャメロンハイランドを車で走ると茶畑の広がる景色をたくさん見ることができます。その中で観光できる場所は4ヶ所。
- BOH Sungai Palas Tea（ボー・ティー農園）
- Cameron Valley Tea House 1（キャメロンバレーティーハウス１）
- Cameron Valley Tea House 2（キャメロンバレーティーハウス２）
- Cameron Valley Tea House 3（キャメロンバレーティーハウス３）
今回は３ヶ所まわってきました。閉園時間が早目なので訪問時間の計画には気をつけて。
BOH Sungai Palas Tea（ボー・ティー農園）
最古の茶農園「BOH Sungai Palas Tea（ボー・ティー農園）」
駐車場から茶園まで丘を登る。まぁまぁ歩きますが、タクシーなら丘の上まで送ってくれます。
【営業時間】午前8時30分～午後4時30分
【定休日】 月曜日
【所要時間】 60分（カフェ利用なし・ファクトリーツアー参加）
ファクトリーツアーで製造工程を見学することもできます。
私たちが訪問した日は、一年に一度のヒンドゥー教のお祭り（10月31日）で工場はお休み。動いていない静かな工場見学だったので10分くらいで終わりました。
「BOHカフェ」は朝のオープン前から列ができていました。この列は一日中途切れることはなさそう。
スイーツメニューのバリエーションが充実していました。
茶畑の景色を眺めながら、時間を気にせずくつろぎたいカフェです。
Cameron Valley Tea House 1（キャメロンバレーティーハウス１）
茶園の中をたっぷり散策できる Cameron Valley Tea House 1（キャメロンバレーティーハウス１）
遠くに見える「Cameron Valley Tea」のサインの場所まで歩くことができます。
【営業時間】AM8:00 – PM6:00 茶園最終入場PM3:00
【定休日】 なし
【茶園入場料】徒歩:大人RM4 子供無料 バギー:大人RM20 子供RM12
【所要時間】 60分（カフェ利用なし）
入り口からサインまで全部歩いてもいいし、時間短縮したければ半分だけバギー移動もできる。
バギーが到着するあたりには、子供が遊べるようなエリアやイベント会場的なスペースもあって家族でも楽しめそう。
Cameron Valley Tea House 2（キャメロンバレーティーハウス２）
カフェメニューが充実しているCameron Valley Tea House 2（キャメロンバレーティーハウス２）
遠くに見える白いサインはCameron Valley Tea House 1（キャメロンバレーティーハウス１）で目指した場所と同じ。
【営業時間】AM8:00 – PM6:00 茶園最終入場PM3:00
【定休日】 なし
【茶園入場料】徒歩:大人RM4 子供無料 バギー:大人RM20 子供RM12
【所要時間】 60分（カフェ利用あり）
徒歩で茶園散策できる範囲は小さめ。Cameron Valley Tea House 1と繋がっているのでバギーで同じところまで行くこともできます。
カフェのメニューが充実しているのでランチはここでとりました。
なかなかの賑わいで景色が見える端の席には座れずでしたが、散策で堪能できるので大丈夫。
町の中心部観光
街の中心部はイギリスっぽい雰囲気を感じる建物も多い。お散歩も楽しいです。
バス乗り場の近くにはマーケットが開かれている広場がありました。
衣類や食材、お土産物、飲食店も。ローカル感が楽しいです。
茶農園以外の観光スポット
ティーファーム見学だけでなく、他にも人気の観光スポットが沢山があります。
- Strawberry Farms（ストロベリーファーム） マレーシアのイチゴ生産の中心地。イチゴ狩りができる
- Cameron Highland Butterfly Farm（バタフライファーム） たくさんの蝶や昆虫・爬虫類と遊べる
- Bee Farms（ビーファーム） 蜂蜜と関連製品を販売
- Gardens（庭園） ラベンダー畑やローズガーデンも
- Mossy Forest（モッシーフォレスト） 高原ならではの大自然を散策
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キャメロンハイランドでの宿泊先 Century Pines Resort
高原リゾートと呼ばれるだけあって、ホテルは沢山あります。
クアラルンプールからの移動に長距離バスを選んだので、現地での便利さを最優先してバス停から歩けるホテル「センチュリー パインズ リゾート」を選びました。
＼クラシカルな雰囲気が素敵！／
【センチュリー パインズ リゾート】の空室・価格をチェック！
お部屋
英国統治時代のクラシックな雰囲気のホテルをチョイス。デラックスルームです。
落ち着いていて清潔、とても素敵なお部屋でした。
朝食
お野菜のバリエーションが多い印象の朝食ビュッフェ。
夕食
夕食付きのプランでも価格があまり変わらなかったので、夕食もホテルで。
Steamboat Set Dinnerは、暖かいお鍋でした。2種類のお出汁で、たっぷりのお野菜と鶏肉、練り物をいただきます。肌寒い夜だったので、温かい食事が体を温めてくれました。
まとめ
クアラルンプールでは感じられないマレーシアを体験できる場所「キャメロンハイランド」
山の斜面をどこまでも覆う茶畑の景色は壮観です！お茶の歴史を知って茶畑を眺めながらマレーシアの紅茶をいただく幸せな時間でした。
1泊2日で十分楽しめるし、現地ツアーならクアラルンプールからの日帰りも可能なので是非訪れてみて！
2024年11月訪問
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