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ワイヘケ島のワイナリー巡り|フェリー+乗り放題バスで5軒回った1日【オークランドから40分】

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オークランドの中心部から、フェリーでたった40分。ワイヘケ島は、島じゅうにワイナリーが点在する「ワインの島」です。

でも、行く前にいちばん悩んだのがこれでした。

お酒を飲みに行くのに、どうやって島を移動するの?

レンタカーを借りれば早い。でもワイナリー巡りが目的なのに、運転手は飲めません。結論から言うと、私たちは車をまったく使わずに、フェリーとホップオンホップオフバスの1日乗り放題券だけで、5軒を回りました。夫婦2人とも、しっかり飲みました。

この記事では、実際に回った5軒それぞれのテイスティング料金と、1日でいくらかかったかガイドブックに書いていないバスの落とし穴(季節によって、島の半分に行けません)、そして私たちが必ず守っている「テイスティングの頼み方」まで、正直に書きます。

ワイヘケ島オネロア湾に虹がかかった風景
到着初日の夕方、宿の窓から見えた虹。この島、天気がころころ変わります

ワイヘケ島の基本情報

項目内容
場所ニュージーランド・オークランド沖のハウラキ湾
行き方オークランド中心部のフェリーターミナルからフェリーで約40分
行った日2025年10月28日〜11月1日(4泊5日/島の春)
同行者夫婦2人
この記事で回ったワイナリーCable Bay/Allpress Olive Groves/Tantalus Estate/Batch Winery/Mudbrick の5軒
移動手段フェリー往復+ホップオンホップオフバス1日乗り放題(レンタカーなし)
フェリー代往復1人 $59(2人で$118)
バス代ホップオンホップオフ1日乗り放題券(現在の価格は$68
通貨ニュージーランドドル(NZ$)。この記事の円換算は1NZ$=約88円で計算しています(レートは変動します)

※「フェリー往復+ホップオンホップオフバス」のセット。私たちが実際にやった回り方とまったく同じ組み合わせです

まず結論|車なしで回れます。ただし条件が2つあります

先に結論を書きます。ワイヘケ島のワイナリー巡りは、車がなくても十分に成立します。 ただし条件が2つあります。

1. 島の「西側」に絞ること。(理由は後述しますが、これが最大の落とし穴です)

2. バス停の近くに泊まること。私たちは車がない前提で、バス停が近い宿を選びました。これが効きました

逆に言うと、この2つさえ押さえれば、運転を気にせず2人ともワインを飲めるという、ワイナリー巡りにおいて何より大事な条件が手に入ります。

テイスティングは「2人で1セット」。これだけは守っています

金額の話に入る前に、私たちがワイナリー巡りで必ず守っているルールを先に書かせてください。これを知らずに回ると、たぶん失敗します。

テイスティングセットは、2人で1セットしか頼みません。

理由は2つあります。

① 単純に、飲みすぎるから。

テイスティングセットは、だいたい1セットにつき4種類。1人1セットずつ頼むと、1軒で4杯です。4軒回れば16杯。……無理です。

② ちゃんと味わえなくなるから。

1セットを2人で分ければ、1杯あたりの量は半分。その方が、1杯ずつを集中して味わえます。「どっちが好き?」と言い合いながら飲めるのも楽しい。酔いが回ってしまうと、3軒目以降は正直、味の違いが分からなくなります。

料金も当然、1セット分で済みます。この記事に出てくる金額は、すべて2人で1セットを頼んだときの金額です。たとえば Cable Bay の Seasonal Tasting は2人で$20(約1,800円)。ワイナリー1軒あたり$20〜$30と考えると、思ったよりずっと手が届きます。

グラスを2つ出してくれるかは店によりますが、私たちが回った5軒ではどこも嫌な顔ひとつされませんでした

ワイヘケ島への行き方|フェリーは時間指定なしで買えました

オークランド中心部のフェリーターミナルから、Fullers(フラーズ)のフェリーで約40分。

オークランドのフェリーターミナルにあるワイヘケ島行きのウォークアップ乗り場
オークランド側のフェリーターミナル。「Waiheke Walk-up ferry」の案内が出ています

私たちは事前にネットで往復券を購入しました。ここで知っておくと安心なのが、時間を指定せずに買えたということ。

フェリーの往復券は、乗る時間を決めずに買えました。

つまり「何時の便に乗るか」を出発前に決め打ちしなくていいんです。ワイナリーで思ったより長居してしまっても、次の便に乗ればいい。お酒を飲む日の移動としては、これはかなり気楽でした。

料金は往復1人 $59(約5,200円)。2人で$118でした。

ワイヘケ島行きフラーズフェリーの船内の座席
船内はこんな感じ。赤と青のシートがずらり。40分なのであっという間です

帰りの便は、島側のマティアティア(Mātiatia)ターミナルの案内板で確認できます。

ワイヘケ島マティアティアのフェリーターミナルの発車案内板
島側のターミナル。オークランド(Downtown)行きが30分おきくらいに出ています。この本数の多さも安心材料でした

【最重要】島のバスは3種類あります。ここを間違えると半日損します

ワイヘケ島のバス、実は性格の違う3種類が走っています。ここが今回いちばん「行く前に知りたかった」ポイントでした。

ワイヘケ島マティアティア発着場に並ぶ3種類のバス
フェリー乗り場に3種類が並んでいました。左の緑が「Western Explorer」、真ん中の黒が「Eastern Explorer」、右の水色が路線バスの「WaihekeLink(AT Metro)」
バス走るエリア性格
Western Explorer(緑)島の西側観光用のホップオンホップオフ。ワイナリーが集中しているのはこちら
Eastern Explorer(黒)島の東側観光用のホップオンホップオフ
WaihekeLink / AT Metro(水色)島内の生活路線地元の路線バス。観光地を狙って停まるわけではない

私たちが乗ったのは、いちばん左の緑のバス「WESTERN EXPLORER」1日乗り放題券を事前にネットで購入しました。現在の価格は$68(約6,000円)です。

そして、これが落とし穴です。

季節によっては、片方しか走っていません。

私たちが行った10月末(島の春先)は、西側を走る Western Explorer しか運行していませんでした。 つまり、バスだけでは島の東半分に行けないということです。

これ、事前に分かっていなかったので現地で少し焦りました。結果的に私たちは「じゃあ東側は別の日に別の手段で行こう」と切り替えて、3日目にeバイクを借りて東の果てまで走ることにしたのですが(その話は別記事に書きます)、東側のワイナリーを目当てにしている人は、行く時期の運行状況を必ず確認してください。

ワイヘケ島の道路脇にあるホップオンホップオフバスの停留所
バス停はこんな感じで道路脇に立っています。ピンクの「BUS STOPS HERE」が目印

1日目|到着したその足で、歩いてワイナリーへ

昼過ぎのフェリーで島へ渡り、14時半に宿にチェックイン。荷物を置いて、そのまま歩いて最初のワイナリーへ向かいました。

時刻できごと
12:05オークランドのフェリーターミナル出発
14:30宿にチェックイン
15:30Cable Bay Vineyards(徒歩)
17:00頃スーパー「Four Square Oneroa」で買い出し
買ってきたワインで部屋乾杯

Cable Bay Vineyards|歩いて着いたからこそのピノ・グリ

ケーブルベイ・ヴィンヤーズの入口の看板と黒い建物
Cable Bay Vineyards の入口。黒い建物にモダンなオブジェが並びます
ケーブルベイ・ヴィンヤーズのセラードア(テイスティングルーム)の店内
セラードアの店内。左の黒板の「テイスティングをするとボトル2本から$12オフ」は見逃せません

いきなり実用情報ですが、店内に「$12 OFF FROM 2 BOTTLES WHEN HAVING A TASTING(テイスティングをすると、2本以上のボトル購入で$12オフ)」の案内が出ていました。テイスティングして気に入ったら、その場で買った方が得ということですね。

テイスティングのメニューはこうなっていました。

ケーブルベイ・ヴィンヤーズのテイスティングメニュー
メニューにはニュージーランドのワイン産地地図も。自分が今どこの畑のワインを飲んでいるのか分かるのが楽しい
コース料金内容
Seasonal Tasting$20ピノ・グリ2023/シャルドネ2021/ピノ・ノワール2020/Five Hills 2020
Winemaker’s Selection$30ソーヴィニヨン・ブラン2023/リザーブ ピノ・グリ2021/ピノ・ロゼ2023/シラー2021
Reserve Wines$35リザーブ ソーヴィニヨン・ブラン/リザーブ シャルドネ ほか

私たちが選んだのは、いちばん手前の Seasonal Tasting2人で1セット$20(約1,800円)です。

そして、この1杯目が忘れられません。

最初のピノ・グリが、びっくりするほどおいしかった。

正直に書くと、宿から歩いてきて喉が渇いていたからかもしれません。でも、あの1杯の印象は4泊5日を通していちばん強く残りました。ワイナリー巡りの初日の1軒目に、歩いて汗をかいてからたどり着く——この順番、意外とおすすめです。

ケーブルベイ・ヴィンヤーズの壁一面のワインボトル
壁一面のボトル。テイスティングで気に入ったものを、ここから選んで買って帰れます

そして、買ったワインを宿で開ける

気に入ったワインを1本お持ち帰りして、近くのスーパー「Four Square Oneroa」で買い出し。この日の夜は、部屋で乾杯しました。

宿のテラスで開けたケーブルベイのワインボトルとグラス
Cable Bayで買って帰った1本を、宿のテラスで開けました。ラベルを見ながら飲むと、昼間の記憶がよみがえります
宿の部屋でワインと一緒に並べたハムとチーズ、オリーブ
スーパーで買ってきたハムとチーズ、オリーブを並べて。これがこの日の夕食です

ワイナリーで買ったワインを、その日のうちに宿で開ける。

これができるのが、日帰りではなく泊まりでワイヘケに来る最大のメリットだと思います。テイスティングは少量なので、「もっとちゃんと飲みたい」となるんですよね。

2日目|バス1日券で、4軒をハシゴした

さて本番です。この日はホップオンホップオフバスの1日乗り放題券を使って、朝から夕方までワイナリーをハシゴしました。

時刻場所使ったお金
9:52バス停から乗車1日乗り放題パス(現在$68)
11:00Allpress Olive Groves(オリーブオイル)$86(テイスティング$20+お土産$66)
12:00Tantalus Estate(ランチ+ビール&ワイン)$165.90
13:35Museum of Waiheke(バス待ちの時間つぶし)
14:30Batch Winery & Thomas Estate$50(テイスティング$30ほか)
16:00Mudbrick Vineyard$82.46(テイスティング$30+お土産)
17:10宿に帰宅

この日の飲食・買い物だけで合計 $384.36(約34,000円)。 決して安くはありません。

ただ、内訳を見るとお土産(オリーブオイル$66、ワインなど)がかなりの割合を占めています。テイスティング代そのものは、この日3か所で$80(Allpress $20+Batch $30+Mudbrick $30。Tantalusのビールはランチ代に込み)。2人分でこの金額です。

ここに一番お金がかかると思っていたので、これは嬉しい誤算でした。「2人で1セット」が効いています。大きいのはむしろランチ代とお土産代なので、予算を抑えたいならその2つを調整するのが正解です。

11時|Allpress Olive Groves|ここ、ワインじゃなくてオリーブオイルです

1軒目は、あえてワイナリーではなくオリーブオイルの造り手へ。

オールプレス・オリーブグローブスのテイスティングルーム入口と看板
「Olive Oil Tasting Room & Store/OPEN Monday–Sunday 10am–4pm」。年中無休で10時〜16時です

テイスティングは2人で$20(約1,800円)。出てきたのは、ワイヘケ島産のオリーブで造ったオイルと、ニュージーランドの他の産地のオリーブで造ったオイルの飲み比べでした。

これが想像以上に面白かったんです。

オリーブオイルって、産地でこんなに味が違うのか。

どれも個性がまるで違って、しかもどれもおいしい。青っぽいもの、まろやかなもの、後からピリッとくるもの。ワインのテイスティングと同じ構造なんですね。「今日はワインを飲みまくるぞ」という日の1軒目に持ってくると、舌がリセットされていい具合でした。

オールプレス・オリーブグローブスの店内に並ぶオリーブオイルの棚
店内。瓶もパッケージもかわいくて、お土産にちょうどいいんです

結局3種セットとワイヘケブレンドを購入して$66(約5,800円)。テイスティングと合わせて$86でした。買いすぎた気もしますが、後悔はしていません。

12時|Tantalus Estate|ワイナリーの中に醸造所があるレストラン

2軒目は Tantalus Estate。ここでランチにしました。

タンタラス・エステートの入口ゲートとブドウ畑へ続く道
石積みのゲートから、ブドウ畑の中の道を進んでいきます
タンタラス・エステートの白い建物と手入れされた庭
白壁に糸杉。ニュージーランドというより地中海のような佇まいです
タンタラス・エステートのレストランの店内とブドウ畑を望む大きな窓
レストランの中。一面ガラス張りで、席のすぐ外がブドウ畑です

ここのユニークなところは、ワイナリーなのにビールも造っていること。私たちはビールのテイスティングセットを頼みました。

タンタラス・エステートのビールテイスティングセット(4種の飲み比べ)
板に載った4種の飲み比べ。左から色がだんだん濃くなっていくのが楽しい
タンタラス・エステートのレストラン内から見える醸造タンク
席から醸造タンクが見えます。造っているすぐ横で飲む、という贅沢

料理も本格的でした。

タンタラス・エステートのランチの前菜(テリーヌとサラダ)
前菜のテリーヌ。付け合わせのサラダの緑が濃くて、それだけでおいしそう
タンタラス・エステートのランチのメイン料理(ラム肉)と赤ワイン
メインには赤ワインを合わせて。盛り付けが美しい
タンタラス・エステートから見渡すブドウ畑と丘の景色
食後にぶらり。糸杉とブドウ畑、なだらかな丘

支払いは2人で$165.90(約14,600円)。 この日いちばんの出費ですが、素敵な景色と、高級感のある空間での食事を考えれば納得の金額でした。ワイヘケ島で「ちゃんとしたランチを1回だけ食べる」なら、ここは候補に入れていいと思います。

13時半|Museum of Waiheke|バス待ちの時間つぶしに、これが意外とよかった

次のバスまで時間が余ってしまったので、近くにあった小さな博物館へ。

ワイヘケ島博物館(Museum of Waiheke)の入口と古い農具の展示
Museum of Waiheke。入口の外にも古い道具が無造作に置かれています。開館は10時〜16時

こじんまりとした博物館で、島の暮らしに使われていた懐かしい道具や雑貨が見られます。ワイナリー巡りの合間の「時間が余った」タイミングにちょうどいい。

ホップオンホップオフバスは本数が限られるので、「待ち時間をどう埋めるか」が地味に重要です。

ここは正直、わざわざ目的地にするような場所ではありません。でもバス待ちの30分を潰す場所としては最高でした。この手の「時間調整スポット」を1つ知っておくと、バス旅がぐっと楽になります。

14時半|Batch Winery|この日いちばんの景色

3軒目、Batch Winery(Thomas Estate)。ここが、この日いちばん「来てよかった」と声が出た場所でした。

バッチ・ワイナリーの黒い建物の外観
黒くてシャープな建物。中に入る前から期待が高まります
バッチ・ワイナリーのセラードアの店内と樽を積み上げたカウンター
カウンターは樽材を積み上げたつくり。「Thomas LEGACY」「Thomas ESTATE」の2ラインが黒板に並びます
バッチ・ワイナリーのテイスティングメニュー(Thomas Legacy Tasting $30)
「THOMAS LEGACY TASTING $30」。スパークリング・キュヴェ ロゼ/シャルドネ/シラー/レイトハーベスト ピノ・グリの4種

頼んだのは「THOMAS LEGACY TASTING $30」を、いつもどおり2人で1セット。スパークリング・キュヴェ ロゼ2024、トーマス・レガシー シャルドネ2023、レガシー シラー2024、2022 レイトハーベスト ピノ・グリの4種類でした。ここでの支払いは合計$50です。

でも、ここの本当の主役はワインではなく——丘の上の景色でした。

バッチ・ワイナリーの丘の上の芝生から見た海と島の景色
建物を出た先の芝生。ここに立った瞬間の「うわぁ」は、ちょっと言葉になりませんでした

丘の上から島と海を見渡せます。 風が通って、気持ちがいい。ワイングラスを片手に、ただ立っているだけで満足してしまう場所でした。

16時|Mudbrick Vineyard|手入れの行き届いた庭が本当に素敵

最後は Mudbrick。ここはです。

マッドブリック・ヴィンヤードのブドウ畑を歩く親子のカモ
ブドウ畑をカモの親子が横切っていきました。ヒナが3羽
マッドブリック・ヴィンヤードのブドウの若木が並ぶ畑
春先なので、ブドウはまだ若い葉。畝の間の小径を歩けます
マッドブリック・ヴィンヤードのハーブが植えられた手入れされた庭
ハーブがたくさん植えられた庭。レンガの小径と刈り込まれた低木、樽のプランター。手入れが本当に行き届いています
マッドブリック・ヴィンヤードの庭越しに見える海の景色
庭の向こうに海。ここでのんびりしているだけで1時間経ちます
マッドブリック・ヴィンヤードから見渡す牧草地と海
緑の斜面の先に海。ワイヘケ島らしい風景です

テイスティングのメニューはこうでした。

マッドブリック・ヴィンヤードのワインテイスティングメニュー
3つのコースが選べます。「6本買うとNZ国内送料無料」の一文も
コース料金内容
Icon Tasting$43Francesca シャルドネ/Oscar シラー/Robyn’s Velvet/Matiatia ポート
Waiheke Tasting$30リザーブ シャルドネ/ピノ・グリ/シラー/ボルドーブレンド(すべてワイヘケ産
South Island Tasting$24メソッド・トラディショネル/ピノ・グリ/ソーヴィニヨン・ブラン/リザーブ ノーブル リースリング(南島マールボロ産

私たちが選んだのは、真ん中の Waiheke Tasting($30)を2人で1セット。せっかくワイヘケ島まで来たので、ワイヘケ産だけで揃えたコースにしました。ちなみにいちばん安い$24のコースは南島マールボロのワインなので、ここは値段だけで選ばない方がいいと思います。

テイスティングとお土産で合計$82.46(約7,300円)でした。

なお、メニューの下にさりげなく「Buy 6 bottles and receive free delivery around NZ(6本買うとニュージーランド国内は送料無料)」と書いてあります。NZ国内を長く旅する人なら、ここでまとめ買いして次の滞在先に送ってしまう手もありますね。

17時過ぎに宿に帰宅。1日じゅう飲んで食べていたので、この日の夕食は前日の残りをつまんだだけでした。

正直レビュー|よかった点・イマイチだった点

よかった点

  • 本当に車がいらない。フェリー+バス1日券だけで、5軒回れました。夫婦2人ともお酒を飲めたのが何より大きい
  • フェリーの往復券が時間指定なしで買えた。飲む日の移動としてこれは気楽。ワイナリーで長居しても焦らずに済みます
  • 1軒ごとの個性がはっきり違う。Cable Bayは洗練、Tantalusは高級感、Batchは絶景、Mudbrickは庭。同じ島の中で全部違うので、回るほど楽しい
  • オリーブオイルのテイスティングという変化球がよかった。ワインばかりだと舌が疲れます。Allpressは休憩としても優秀
  • 島に泊まったから、買ったワインを部屋で飲めた。日帰りだと荷物になるだけです

イマイチだった点・注意点

  • 季節によってバスが片方しか走りません。私たちが行った10月末は西側のみ。東側のワイナリーはバスでは行けませんでした。これが最大の注意点です
  • バスの本数が限られるので、待ち時間が発生します。Museum of Waiheke のような「時間調整スポット」をあらかじめ調べておくと安心
  • お金はかかります。2日目の飲食・買い物だけで$384.36(約34,000円)。ただしテイスティング代は3か所で$80なので、効いてくるのはランチ代とお土産代の方です
  • 1日4軒は、それでもかなり飲みます。「2人で1セット」を守っていても、私たちはこの日の夕食が食べられませんでした。ランチを挟んで3軒くらいがちょうどいいと思います
  • テイスティングは量が少ないので、「ちゃんと飲みたい」欲が残ります。私たちはボトルを買って宿で開けましたが、日帰りだとこれができません

自力で回る vs ツアーに参加する|正直な比較

私たちは自力で回りました。それでも「この人はツアーの方が絶対いい」と思う場面がいくつもあったので、正直に書いておきます。

実はこの1週間前、私たちはオーストラリアのハンターバレーで、逆にシャトルサービスのツアーに参加しています。同じ「運転せずにワイナリーを回る」でも、ツアーと自力ではまったく違う1日になりました(→ハンターバレーのワイナリーツアー参加レポ)。

自力(フェリー+バス1日券)現地ツアー
回る軒数自分で決められる(私たちは5軒)3〜4軒で固定
時間バスの時刻表に縛られる(待ち時間あり)送迎付きで待ち時間なし
テイスティング料軒ごとに別払い(1セット$20〜$43)。2人で1セットにすれば安く抑えられるツアー代に込みのことが多い
合計金額軒数を増やすほど積み上がる最初から確定
東側のワイナリー季節によっては行けないツアーの行程次第で行ける
解説自分で読むガイドが説明してくれる
自由度

自力が向いている人は、私たちのように「島に泊まって、自分のペースで、行きたい所だけ回りたい」タイプ。

ツアーが向いているのは、こんな人です。

  • オークランド滞在で、日帰りでワイヘケ島に行きたい人。限られた時間で効率よく回るなら、送迎込みのツアーが圧倒的に速いです
  • テイスティング料込みの総額を先に確定させたい人。私たちのように「気づいたら$384」ということが起きません
  • バスの待ち時間がストレスな人。これは本当に人によります
  • ワインの説明をちゃんと聞きたい人。私たちは英語のメニューを見て「へぇ」と言っていただけでした。ガイドがいれば、あの1杯の意味がもっと分かったはずです

※オークランド発の日帰りワイナリーツアーです。このうち「ワイヘキ島のグルメフードとワインツアー(ランチ付き)」にはオリーブオイルの試食が含まれています。Allpressが気になった方はこちらを。(GetYourGuide上の商品名は「ワイヘ島」表記になっています)

こんな人におすすめ

  • 夫婦・カップルで、2人ともお酒を飲みたい人。運転手を作らなくていいのがワイヘケ島の最大の魅力です
  • 島に1泊以上できる人。買ったワインを部屋で飲む時間まで含めて「ワイヘケ島に来た」だと思います
  • のんびりした景色が好きな人。Batchの丘とMudbrickの庭は、ワインを抜きにしても行く価値があります
  • 逆に、時間がなくて日帰りしかできない人は、無理に自力で回らずツアーの方が満足度が高いと思います
  • 東側のワイナリーが目当ての人は、行く時期のバス運行状況を必ず先に確認してください

よくある質問(FAQ)

Q. ワイヘケ島は車なしで回れますか?

A. 回れます。私たちはレンタカーを一切使わず、フェリーとホップオンホップオフバスの1日乗り放題券だけで5軒のワイナリーを回りました。ただしバスが走っているのは季節によって島の片側だけのことがあるので、そこだけ注意してください。

Q. オークランドから何分ですか?

A. フェリーで約40分です。オークランド中心部のフェリーターミナルから出ています。

Q. フェリーは予約が必要ですか?

A. 私たちは事前にネットで往復券を購入しましたが、乗る時間は指定せずに買えました。ワイナリーで長居しても次の便に乗ればいいので、飲む日の移動としては気楽でした。往復1人$59(約5,200円)です。

Q. バスは1日券がありますか?

A. あります。私たちは緑の「WESTERN EXPLORER」の1日乗り放題券を事前にネット購入しました。現在の価格は$68(約6,000円)。島の西側を走る観光バスで、ワイナリーが集中しているのはこちら側です。

Q. 東側のワイナリーにもバスで行けますか?

A. 時期によります。東側には Eastern Explorer という別のバスがありますが、私たちが行った10月末は運行していませんでした。私たちは3日目にeバイクを借りて東側まで走りました(別記事に書きます)。

Q. テイスティングはいくらくらいですか?

A. 1セットあたり$20〜$43でした。Cable Bay の Seasonal Tasting が$20、Batch の Thomas Legacy Tasting が$30、Mudbrick は$24〜$43(私たちはワイヘケ産だけの$30を選択)。オリーブオイルの Allpress も$20です。私たちは2人で1セットしか頼まないので、この金額が2人分になります。

Q. テイスティングは1人1セット頼むものですか?

A. 私たちは必ず2人で1セットです。 1セットで4種類くらい出てくるので、1人1セットにすると4軒で16杯になってしまいます。半分ずつにした方が酔わずに、1杯ずつちゃんと味わえます。5軒回って、嫌な顔をされたことは一度もありませんでした。

Q. 1日に何軒くらい回れますか?

A. 私たちはバス1日券で4軒回りましたが、「2人で1セット」を守っていても夕食が食べられませんでしたランチを挟んで3軒くらいがちょうどいいと思います。

Q. 子ども連れでも楽しめますか?

A. ワイナリーが中心なので、お子さん向けの記事ではありません。ただ島自体はビーチも景色もいいので、家族旅行なら Museum of Waiheke やビーチを組み合わせるといいと思います。

まとめ|「運転しなくていい」は、ワイン好きにとって最高の贅沢でした

ワイヘケ島のワイナリー巡りで、いちばんよかったこと。それは夫婦2人とも、遠慮なく飲めたことです。

レンタカーを借りていたら、どちらかが「今日は運転だから」と我慢することになっていました。フェリーとバスに乗るだけで、その問題が消える。オークランドから40分でこれができるというのは、ちょっとすごいことだと思います。

もちろん、バスの時刻表に縛られる不便さはあります。季節によって島の半分に行けない、という落とし穴もあります。それでも、丘の上でグラスを持って風に吹かれた10分を思い出すと、また行きたくなるんです。

※「フェリー往復+ホップオンホップオフバス」のセット。まずはここから

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