リトアニアの首都ビリニュス(ヴィリニュス)。旧市街は世界遺産で、バロック様式の教会が次々に現れる、落ち着いた雰囲気の街です。
私たちはパリから深夜の飛行機で入り、ビリニュスに3泊しました。観光したのは実質2日。
- 1日目:ハレス市場 → 夜明けの門 → 旧市街の教会 → ゲディミナス塔(ケーブルカー)→ 大聖堂 → ビール図書館
- 2日目:リトアニア料理のランチ → MO美術館 → ウジュピス共和国 → バスティオン → ジョージア料理
旧市街の主な見どころは、2日あれば歩いて回れました。 この記事では、実際に回った順番に、料金と所要時間をまとめます。

ビリニュス3泊の行程
| 日付 | したこと |
|---|---|
| 6/16(月)〜17(火)深夜 | パリ21:10発の飛行機で、ビリニュス着0:50。タクシーで宿へ |
| 6/17(火) | 旧市街観光1日目(この記事) |
| 6/18(水) | 旧市街観光2日目(この記事) |
| 6/19(木) | 朝コインランドリー → 12:00のバスでリガへ |
深夜の空港からの移動は、公共交通がないので、配車アプリのUberでタクシーを呼びました。1:39に呼んで1:41に乗車、旧市街の宿に着いたのは1:52。乗っていたのは11分ほど、支払いは€9.44でした(ドライバーへのチップ€2は別途支払い)。
パリからの飛行機、リガへのバス、3都市の宿の比較は、バルト三国周遊10泊の記事にまとめています。
1日目:ハレス市場から夜明けの門、ゲディミナス塔へ
| 時刻 | 場所 | 料金(2026年9月の公式) |
|---|---|---|
| 13:16 | ハレス市場(軽食) | — |
| 14:05 | 夜明けの門 | 無料 |
| 14:13〜 | 聖霊教会の門・旧市街の路地 | 無料 |
| 14:26 | 市庁舎広場 | — |
| 14:41 | 聖ニコラス正教会 | 無料 |
| 15:00 | 聖アンナ教会・ベルナルディン教会 | 無料 |
| 15:19 | ヴィリニャ川・ベルナルディン公園でひと休み | — |
| 15:59 | 大聖堂広場 | — |
| 16:07〜16:32 | ゲディミナス塔(ケーブルカーで上がり、歩いて下山) | ケーブルカー往復€3・塔€8 |
| 16:45 | ビリニュス大聖堂 | 無料 |
| 17:06 | 大統領官邸 | — |
| 17:30 | Alaus Biblioteka(ビール図書館) | — |
ハレス市場で軽食
ホテルから歩いてすぐのハレス市場からスタート。レンガとガラス屋根の古い市場の建物です。

ソーセージや燻製肉、チーズ、お菓子の店がずらり。

市場の中のパン屋PREZOで軽食。カプチーノ2杯、カヌレ、ピザ、リトアニアの包み焼きパン(キビナイ)で2人€9.50でした。
人気店のようで、途切れることなくお客さんが来てました。


滞在中の朝ごはんも、ハレス市場で食べていました。
夜明けの門と旧市街の路地
市場から北へ歩くと、旧市街の入口夜明けの門。城壁に残る唯一の門です。

門をくぐると、黄色やピンクの建物が並ぶ旧市街。バロック様式の聖霊教会の門や、ツタのからまる中庭・・・写真を撮りたくなる景色がいっぱい。



市庁舎広場と正教会
旧市街の中心、市庁舎広場。白い柱の建物が市庁舎。

近くの聖ニコラス正教会は、中に入るとイコン(聖像画)の壁が一面に広がっていました。


聖アンナ教会とベルナルディン教会
旧市街の東側には、赤レンガの聖アンナ教会。細い尖塔が何本も空に伸びる、繊細なゴシック様式です。

すぐ隣のベルナルディン教会は、中が白く明るく、木彫りの祭壇がずらり。天井は可愛い雰囲気。

教会の裏はヴィリニャ川。ベルナルディン公園のベンチでひと休み。

ゲディミナス塔:ケーブルカーで丘の上へ
大聖堂広場に出ると、白い鐘楼と、丘の上に赤いゲディミナス塔が見えます。


丘の上へは、ケーブルカーで上がれます。乗り場は国立博物館の中庭にあります。

| 項目 | 内容(2026年9月の公式) |
|---|---|
| ケーブルカー | 往復€3・片道€2(10:00〜20:00) |
| ゲディミナス塔 | 大人€8・割引€4 |
私たちは往復券を買いました(2人€6)。待ち時間はなく、乗ってしまえばあっという間です。

丘の上には、赤レンガのゲディミナス塔。

丘の上からは、赤い屋根の旧市街と、川の向こうの新市街の高層ビルが一緒に見渡せます。古い街と新しい街の対比が面白い眺めでした。

帰りは景色を見ながら歩いて下りました。
ビリニュス大聖堂と大統領官邸
丘を下りたら、ビリニュス大聖堂へ。中は白く明るく、天井の高い空間です。

大学の近くの大統領官邸の前を通って、夕食へ。

Alaus Biblioteka(ビール図書館)で飲み比べ
1日目の締めは、ビール図書館という店名のAlaus Biblioteka(アラウス・ビブリオテカ)。2階にある、本棚に囲まれたパブです。


時間が早かったので、この日最初の客でした。すぐに一人旅らしい男性が2人入ってきて、楽しそうに話し始めていました。旅行者の多い店なのかも。
騒がしくなく、ゆっくりできました。スタッフの女性もフレンドリー。
ビールの飲み比べとチーズの盛り合わせをオーダー。もちろんローカルビールを選びました。


しっかり食事ができるメニューの店ではありませんが、チーズの盛り合わせは量にびっくりするほど。ビール5種とチーズの盛り合わせで€34.90、追加のビール2杯で€14.40。
旅先ではローカルの食事やお酒を楽しみたい派なので、いろいろなビールを試せて楽しかったです。
店を出ると、クリーム色と赤のトロリーバスが。アンティークで可愛い。

2日目:リトアニア料理、MO美術館、ウジュピス共和国、バスティオン
| 時刻 | 場所 | 料金(2026年9月の公式) |
|---|---|---|
| 11:27 | リトアニア料理のランチ | — |
| 12:15 | MO美術館 | 大人€11(入れ替え中は€5) |
| 13:55 | ウジュピス共和国 | 無料 |
| 14:20〜14:53 | バスティオン | 大人€6 |
| 19:31 | ジョージア料理の夕食 | — |
リトアニア料理のランチ
お昼は、地元の人に人気のŽemaičių ąsotis(ジェマイチュ・アソティス)へ。平日でランチタイムになると周辺で働く人たちですぐ満席になり、列ができていました。

ランチタイムはスープ・料理・飲み物を3種類くらいから選ぶセットのみ。その中から、食べたかったリトアニア料理を注文しました。
ピンク色の冷製ビーツスープ(シャルティバルシチェイ)。

ジャガイモの生地でひき肉を包んだ、リトアニアの代表的な料理ツェペリナイ。

寒い地域だし、食料が豊かではなかった時代の料理なのかな、と感じる素朴な味でした。
MO美術館
ランチのあとは、旧市街の西側にあるMO美術館へ。白い大きな建物の、リトアニアの現代美術館です。

この日はデジタル系やゲーム系の展示が多く、企画展だったのかもしれません。館内のらせん階段が印象的。

| 項目 | 内容(2026年9月の公式) |
|---|---|
| 入場料 | 大人€11(2026年9月は常設展の入れ替え中で€5) |
| 開館時間 | 毎日10:00〜20:00、火曜休館 |
美術館ではミュージアムショップを見るのが好きなので、かわいいローカルテーマのシール(€6)を購入。スーツケースに貼りました。
ウジュピス共和国:日本語の憲法
ヴィリニャ川を渡った先が、芸術家の街ウジュピス共和国。独自の「憲法」を持つ、ユーモアのある地区です。橋には、たくさんの南京錠がかけられていました。

地区の広場には、天使の像。

通りの壁には、ウジュピス共和国の憲法が、さまざまな言語の鏡のようなプレートで並んでいます。その中に日本語の憲法もありました。

たくさんの言語で掲げられているのが印象的。川沿いの公園のようなところでベンチに座って、ほっこりしました。

バスティオン:古い城壁の砲台
ウジュピスから丘を上がると、バスティオン(城壁の砲台)があります。古い城壁は、石とレンガを組み合わせて積まれた、あまり見たことのない構造で面白かったです。


中は、レンガのトンネルの地下通路になっていて、大砲などが展示されています。そこに詰めていた人たちの気配を感じられる雰囲気で、興味深い展示でした。


| 項目 | 内容(2026年9月の公式) |
|---|---|
| 入場料 | 大人€6 |
| 開館時間 | 火〜日 10:00〜18:00(月曜休館) |
夕食はジョージア料理
2日目の夕食は、ジョージア料理のChačapuri(ツェペリナイ)へ。明るい店内のカジュアルな店で、小さな子ども連れの家族もいて、ファミレスのような雰囲気もありました。
舟形のパンにチーズと卵をのせたハチャプリはボリュームあり!

ワイン2種、仔牛の煮込み、きのこソースのダンプリング(キンカリ)、ハチャプリ、水で2人€56。ボリュームがあって、お腹いっぱいになりました。
3日目の朝:コインランドリーとカフェ
リガへ向かう朝は、コインランドリー(LONDRIS・洗濯と乾燥で€6.90)に洗濯物を入れ、その間にオフィスビル1階のカフェCAFFEINEで朝ごはん。カプチーノ2杯とキッシュで€14.10。

ホテルに戻って荷造りをし、ビリニュス駅の向かいにあるバスターミナルからリガへ。

ホテル:旧市街に歩いて行けるOld Town Trio
ビリニュスでは、ハレス市場の近くのOld Town Trioに3泊しました(1泊€54・宿泊税込みで2人3泊€174・Agodaで予約)。立地がよく、観光はすべて徒歩で済みました。

ただ、バスルームが共用の部屋を予約してしまったのは失敗。このホテルにはバスルーム付きの部屋もあるので、予約するときは部屋タイプを必ず確認してください(くわしくは周遊10泊の記事に書いています)。
【Old Town Trio】の空室・料金をチェック!
Agodaで空室と料金を見る私たちはAgodaで予約しました。バスルーム付きの部屋か、予約前に部屋タイプを確認してください
ほかのサイトで比較:ブッキングドットコム【Booking.com】
/ エクスペディア【Expedia】
よくある質問
Q. ビリニュス観光は何日あればいいですか?
A. 旧市街の主な見どころは、私たちは2日で回れました。1日目に夜明けの門からゲディミナス塔まで、2日目にMO美術館・ウジュピス・バスティオンという分け方です。
Q. ゲディミナス塔へはどうやって上がりますか?
A. 国立博物館の中庭にあるケーブルカーで上がれます(往復€3・片道€2)。歩いても上り下りできます。
Q. ウジュピス共和国の日本語の憲法はどこにありますか?
A. ウジュピスの天使像の広場から少し歩いた通りの壁に、各国語のプレートが並んでいて、その中に日本語があります。
Q. 休館日に気をつける施設はありますか?
A. MO美術館は火曜、バスティオンは月曜が休みです(2026年9月の公式)。
まとめ
- ビリニュス(ヴィリニュス)旧市街は、2日あれば主な見どころを歩いて回れる
- ゲディミナス塔はケーブルカー(往復€3)で上がり、帰りは歩いて下るのがおすすめ
- ウジュピス共和国では、各国語の憲法の中に日本語のプレートがある
- MO美術館(火曜休館)とバスティオン(月曜休館)は、休みの曜日に注意
- 食事は、ハレス市場、リトアニア料理のツェペリナイ、ビール図書館での飲み比べが楽しい


